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映画『CBGB ニューヨーク、PUNKが生まれた場所』公開! 監督・脚本家らも登壇した初日舞台挨拶オフィシャル・レポート到着

ついに公開された映画『CBGB ニューヨーク、PUNKが生まれた場所』。その公開初日、10月23日(金)に実施された初日舞台挨拶のオフィシャル・レポートが到着しました。ランドール・ミラー監督、脚本を担当したジョディ・サヴィンに加え、日本からはMLCではもはやお馴染みフォトグラファーの畔柳ユキ氏も登場しました。
〈以下、公式インフォメーションより〉
 
『ハリー・ポッターシリーズ』アラン・リックマン主演
テレヴィジョン、トーキング・ヘッズ、パティ・スミス、ラモーンズ―ロック史に名を刻む、
伝説のPUNKナンバーが鳴り響く!

ランドール・ミラー監督、ジョディ・サヴィン(脚本)、
畔柳ユキ(フォトグラファー)登壇!
10.23(金)実施、初日舞台挨拶オフィシャル・レポート。

1970年代ニューヨークの場末にあった小さなバー「CBGB」が、パンク/ニューウェイヴの震源地へと変貌していく過程を描く音楽伝記ドラマ『CBGB ニューヨーク、PUNKが生まれた場所』が10月23日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開中。

公開初日の10月23日(金)、シネマート新宿にて写真家でラモーンズ ・ファンクラブ・ジャパン会長の畔柳ユキさんをゲストに迎え、ランドール・ミラー監督、脚本のジョディ・サヴィンが登壇する初日舞台挨拶を実施いたしました。

1970年代ニューヨークの片隅に、誰も気に留めない小さなバーがあった。後に世界の音楽史を揺るがす伝説的ライブハウス “CBGB” である。創設者ヒリー・クリスタルが掲げた「オリジナル曲のみ」という異例のルールが、行き場を失っていた若いロック・バンドを引き寄せる。テレヴィジョン、パティ・スミス、ラモーンズ、ブロンディ、トーキング・ヘッズ──後にロック史を塗り替える面々が、この小さなステージに立った。壁の落書き、剥がれた壁、汚れたトイレ、天井の水漏れ。混沌とした空間は、後にロック史を塗り替える若者たちが自分の声を見つける “実験場” として機能し始める。同時期に誕生した自主制作カルチャー誌『Punk Magazine』もまたCBGBと密接に結びつき、音楽・アート・文章が渾然一体となった “パンク文化” を形づくっていった。監督は独立系作品で知られるランドール・ミラー(10月6日MLCニュース参照)。主人公ヒリーを演じるのは『ハリー・ポッターシリーズ』スネイプ先生役で知られるアラン・リックマンで、頑固さと不器用な情熱を独特の存在感で体現し、混沌と偶然と情熱が交差する中でパンク/ニューウェイヴが形づくられていく瞬間を鮮やかに描き出す。

『CBGB ニューヨーク、PUNKが生まれた場所』初日舞台挨拶

【日時】10月23日(金)20時10分頃より舞台挨拶開始 ※上映後イベント
【会場】シネマート新宿 スクリーン1(新宿区新宿3丁目13番3号 新宿文化ビル6F)
【登壇者】ランドール・ミラー監督、ジョディ・サヴィン(脚本)、畔柳ユキ(フォトグラファー)

■「パンクは表現の自由。伝えたいことを世の中に出して!」

公開初日となる10月23日(金)、シネマート新宿にて写真家でラモーンズ ・ファンクラブ・ジャパン会長の畔柳ユキさんをゲストに迎え、ランドール・ミラー監督、脚本のジョディ・サヴィンが登壇する初日舞台挨拶を実施。会場には、CBGBが刻んだ伝説とニューヨーク・パンクの歴史に思いを馳せるファンが詰めかけた。

登壇者の3人は、観客と一緒に映画を鑑賞。ジョディは「長いこと観ていなかったので、本当に自分でもクレイジーだなと思いました。でもサウンドも良かったですし、スクリーンも良かったし、最高でしたね」とし、ランドール監督は「皆さんと一緒に映画を観ることができて嬉しかったです。映画を作っている時も楽しかったんですけど、その楽しさが見ていて蘇ってきました」と喜びを口にした。畔柳は「映画を観ることができて、感無量で感動です。私は写真をスタートした時に、勉強というか練習のためにCBGBに行ったんですよ。で、監督が描かれていたように、毎日毎日カメラを持って行っていたら、そのうち入口で『お前はもう入れ』みたいな感じで、お金を取らなくなるんですよ」と明かし、「バーも入り口も汚さも全部そのままで、なくなったクラブをこうやって再現してくれて、お二人には感謝しかないです」と告げ、続けて「私が写真の勉強でいたのは90年代なんですけど、90年代は大体あんな感じです。隣にホームレスセンターもあって、アイダホみたいな子がそこら辺にいて、注射の針が落ちていたり。監督の再現度には驚きます。チリビーンズ、食べなくてよかった(笑)」ととあるシーンを回想。

初めてCBGBを訪れた頃について、ジョディ「70年代はまだ高校生で、ニューヨークに住んでいなかったから行けなかったんですけど、80年代大学に通っている時に初めて行きました。当時私はとっても貧乏で、そんな中詩や劇の脚本とか書いていて、本当にお金がなかったのですが、やっとお金を払って見に行けたのは、1ドルのCBGBでした」と語り、ランドール監督は「ラモーンズは実際には見られませんでしたが、本当にたくさんの無名なバンドを見ました。その中にはビースティ・ボーイズもいたかな。今回劇中では、偉大なバンドたちを選んだんですけれども、本当にそれ以外にもひどいのも当然いたんですよね」とした。畔柳は「90年代だと、ニューヨーク・ハードコアの拠点になっていました。日曜日の昼には、ハードコアマチネっていう安いイベントもあって。フィッシュボーンというバンドのチケットは即完でしたね」と思い返した。

本作に出てくる俳優たちが実際の人物にそっくりだという話から、演技指導についてランドール監督は「本当に研究しました。入手できる映像や写真はすべて見て、照明の当たり方やルックスまで完全に再現しました。小道具は実際にあったものも使用しています。CBGBが閉店した時、中にあった備品を全部保管していた人たちがいました。その中からバーとかレジとか、撮影時にお借りしてスタジオセットを作っています。壁ですら、本物です。壁のチラシは、写真を基に再現しました。ステッカーも新たに作り直して。沢山のロック・フォトグラファーが撮った写真に近づけるように沢山議論しました」と熱量を明かす。

アラン・リックマンについては「アランと映画を撮るのは3作目です。オファー時アランはニューヨークの劇場で仕事をしていたので、会いに行って交渉しました」とし、ルパート・グリントについては「アランだから、ルパートにしたということはなくて、純粋に誰があの赤毛のチーター・クロームにそっくりで、いい演技をするかなという観点から、『ルパートはどうだろう』って提案をされたんですよね。アランに、『ルパートはどうかな』って聞いたら、『いいじゃん! 彼は本当に役者として素晴らしいよ』という風にお墨付きをもらって、起用することにしました。『ハリーポッター』のイメージが大きいですが、子役から大人になっても、素晴らしい俳優です。野蛮でロックンローラーな演技を見せてくれますが、実生活はとても優しくてシャイです」とした。

その後行なわれた、興奮冷めやらぬ観客とのQ&Aの時間では、劇中で使われた楽曲はオリジナルなのかという話になり、ランドール監督は「劇中では50曲使っています。観た時に、『声違うじゃん』と失望されるのが嫌だからオリジナルにしました。ラモーンズは、曲の使用許諾が高すぎて……(笑)。使えない曲ばかりでした。ドジャースの試合とかでは使われていますが、映画で使える値段ではないですね。実は使用できることを想定して撮ったシーンもあるので、いつか公開できることを祈ります」とした。

最後に “パンクを一言で表すなら” いうお題には、ランドール監督「表現の自由です。皆さん、伝えたいことを世の中に出しちゃってください!」、ジョディ「コミュニティです。ヒリーがしたことは、世の中の多くの人が孤独を感じた時に集まれる場所を提供したことです」、畔柳「情熱とDIYです。ヒリーのやってきたことを、私もやらなきゃな!と思います」と答え、鳴りやまぬ拍手に包まれながら、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。


『CBGB ニューヨーク、PUNKが生まれた場所』は10月23日(金)より、シネマート新宿ほか全国公開中。

◼️STORY:相次ぐ店の失敗と離婚で人生のどん底にいたヒリーは、再起を懸けてカントリー・バー「CBGB」を開業する。ステージも配線も水回りも、すべてが手作業のDIY。しかし店は客が入らず、閑古鳥が鳴くばかり。そんなある日、無名のロック・バンド・テレヴィジョンが店に現れる。ヒリーは “オリジナル曲のみ” を条件に彼らを受け入れ、これを機にパティ・スミス、ラモーンズ、ブロンディら無名の若者たちが次々と集結。夢破れた男が営むちっぽけなバーは、やがて世界のロック・シーンを変える “パンクの聖地” へと姿を変えていく。

アラン・リックマン/アシュリー・グリーン/ドナル・ローグ/マリン・アッカーマン/ジャスティン・バーサ/ルパート・グリント/テイラー・ホーキンス/

監督・脚本:ランドール・ミラー/共同脚本:ジョディ・サヴィン/撮影監督:マイケル・J・オジアー/編集:ダン・オブライエン

2013 年|アメリカ|英語|102分|原題:CBGB|提供:ArtSnow、ニューセレクト|配給:スターキャットアルバトロス・フィルム

PG-12 cbgb-film.com 公式X:albatros_music

© 2013 Film CBGB, LLC. All Rights Reserved.

シネマート新宿ほか全国公開中
I Love RAMONES Deluxe Edition

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Yuki Kuroyanagi 著

ラモーンズ公式ファンクラブ会長でカメラマンのYuki Kuroyanagiが、ラモーンズとの出会いからファンクラブ結成、バンドの最後、メンバーの死までを綴った1冊。メンバーと交わした手紙は100通以上、全てを一番近くで見てきた日本人。オフィシャル・カメラマンとしてだけではなく、メンバーを追い、サポートし、ファンとミュージシャンという関係を越えた物語。ラモーンズの楽屋に入ったことがあるだけではなく、メンバーの自宅にも訪問したことがあるので、その素顔、日本ツアー、アメリカでの様子など、知られざるエピソードと写真が満載。2007年の『I Love RAMONES』に未発表写真、ジョニー&ジョーイ・ラモーンの決定版インタビューを加え、さらに判型を大きくしてのデラックス・エディション。ラモーンズ ・ファンだけではなく、すべてのロック・ファン必読です。

B5変型/296ページ/3,000円(税込)

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