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ブロンディ、故クレム・バーク生前最後の音源も収録した新作『High Noon』を27年2月にリリース。豪華ゲスト多数

長きにわたりニューヨーク・パンク・シーンを牽引してきたデビー・ハリー擁するブロンディが、故クレム・バーク(2025年4月8日MLCニュース)のレコーディング音源に加え、ジョニー・マーやグレン・マトロックらもゲスト参加した9年ぶりのニュー・アルバム『High Noon』を来年2月26日、BMGからリリースすることを発表しました。先行シングル「Spectral Eyes」が公開されています。

彼らの代名詞であるパンク・ロック・サウンドに、ダンス・ミュージックやラテン・リズムといった新たな要素を融合させた本作には、昨年、癌との闘病の末に亡くなったバンドのオリジナル・メンバーのひとり、ドラマーのクレム・バークによる生前最後の演奏もフィーチャーされています。

『High Noon』に収録された13曲には、バンドのクラシック・ラインナップであるハリーとクリス・スタインに加え、ジョニー・マー、グレン・マトロック、ベイルートのザック・コンドン、そしてルーシャスのジェス・ウルフとホリー・レーシグといったスペシャル・ゲストが参加しています。

本作のリリースに先行する形で10月15日、マーが作曲を手掛け、ギターも担当した刺激的な新曲「Spectral Eyes」が公開されました。エナジェティックなヴォーカル・メロディ、煌めくようなギター・リフ、そしてめくるめくコーラスが盛り込まれたこの楽曲には、かつてブロンディを世に知らしめたあの特徴的なサウンドが余すところなく表現されています。

『High Noon』のためのセッションが開始されたのは2022年のことで、オリジナル・メンバー3人とプロデューサーのジョン・コングルトン[セイント・ヴィンセント、ザ・ウォー・オン・ドラッグス]がニューヨークで、2017年のアルバム『Pollinator』の制作以来で再集結を果たしました。

「このアルバムは、昔ながらのブロンディそのもの──私たちが受けてきた様々な影響や時代の要素を融合させて、新たな何かを生み出したの」とハリーは語ります。「この音楽には、現在という時間軸にしっかりと根ざしているという感覚があるし、今の私たち自身の投影であり、今の私たちの生き方によって形作られているの」

スタインはこう付け加えます。「これまでも長くて奇妙な道のりだったけど、どうにかこうにかやって来られて、こうしてまたブロンディのアルバムをリリースすることになったわけだよ。正直、今の時点で一体何て言えばいいのかサッパリ分からないけど、長年にわたる皆さんの応援には俺たちみんな、心から感謝してるってことだけは言っておきたいね」

『High Noon』の制作作業の大部分は、クレム・バークが亡くなる前にニューヨーク・スタジオで行なわれており、ヴィジュアル面における世界観は、1999年のアルバム『No Exit』以来ずっとブロンディと組んで仕事をしてきたアーティスト兼ディレクターのロブ・ロスとのコラボレーションによって作り上げられたものです。

「何か予想外でありつつ、それでもなおブロンディらしさを存分に感じさせるものを作りたかったんだ」とロスは言います。「『High Noon』は過去、現在、未来の狭間にある、独自の世界に存在している。様々な時代やバンドの歴史へのオマージュを織り交ぜながら、親しみやすさと新鮮さを兼ね備えた作品に仕上がっていると思うよ」

グレン・マトロックのペンによる「Sleepwalking」や、ブロンディのオリジナル・メンバーのひとりでもあるキーボード奏者のジミー・デストリが、当初自身のデビュー・ソロ・アルバム『Heart On A Wall』のためにレコーディングしていた「Little Metal Drummer」の再録ヴァージョンも収録されています。

商品詳細
ブロンディ
『High Noon』


Amazon Music(FEB 26 2027)
1. Spectral Eyes
2. Heartbreak Kid
3. Come Back Home
4. Tambo Tambo
5. Man Who Had No Face
6. The End
7. Little Metal Drummer
8. Sleepwalking
9. Whistle Into The Wind
10. Antifreeze
11. East of Eden
12. Bad Underwear
13. Ah, Sunflower, Weary of Time

『High Noon』は、いまやパンク界のカリスマ的存在である彼らにとって、昨年『No Exit』(2025年10月29日MLCニュース)──彼らが17年間の活動休止期間を経てリリースした復帰作であり、チャート1位を獲得したヒット曲「Maria」を収録──の再発盤を出して以来のアルバム・リリースとなります。この再発盤では、同アルバムが初めてヴァイナル盤でも発売されることになり、ロブ・ロスの手によりアップデイトされたアートワークが採用されたほか、それまで日本国内でのみ入手可能だった楽曲「Hot Shot」も収録されました。

当時『NME』誌の取材に対し、ハリーとスタインは、近々リリースされる新曲について、マーやマトロックと一緒に作業を進めていることを明かしていました。

「今回もブロンディの伝統に則った、様々なサウンドと音楽スタイルの融合になるわよ」とハリーは語っています。「私たちが結成当初から貫いてきたスタイルね。長年の間にどんどん良くなって来ていると思うし、外部のアーティストによる楽曲も幾つか入ってるの。ジョニー・マーに書いてもらった曲と、グレン[・マトロック]からの曲もあるわ」

昨年のバークの死を受けて、これがバンドとして最後のアルバムになるのかと尋ねられたスタインは、次のように答えました。「この新作の制作当時には、クレムは元気だったんだ。彼があんなことになってしまったのは本当に突然で、あっという間の出来事だった。みんな茫然としてたよ……まあ、だから、今は何とも言えないね。分からないっていうのがホントのところだ。俺も健康上の問題にはずっと悩まされてるし、俺自身が果たしてまた音楽制作に戻れるかどうかだって分からないからね……願わくばいつかまた戻れるといいなとは思ってるけど」

ハリーもこう付け加えました。「この次のブロンディのアルバムについては、前に私がライヴについて言ったことと重なるみたいだけど、多分『Blondie Presents(ブロンディ提供=バンド単体ではなく複数のバンドやアーティストたちと合同で、という形を示唆するものとみられる)』とか、そういう形になるんじゃないかしら。まだ何もはっきりとは決めてないんだけどね……」

商品詳細
Clem Burke(著)、Fred Armisen(はしがき)
『The Other Side of the Dream:My Life in and out of Blondie』


Amazon(2026/5/7)洋書/英語版/ハードカヴァー
●2CD
●2LP(クリスタル・クリア)
商品詳細
ブロンディ
『Eat To The Beat』


Amazon Music(SEP 28 1979)
商品詳細
ブロンディ
『Blondie』


Amazon Music(DEC 01 1976)
商品詳細
ブロンディ
『Parallel Lines』


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