ザ・キンクスのニュー・アルバムが10月にリリース

『アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡』
ザ・キンクスのレイ・デイヴィスは、去年からニュー・アルバムの制作について語っていましたが(2018年6月27日MLCニュース参照)、デイヴ・デイヴィスが『Rolling Stone』との最新インタヴューで語ったところによると、1969年に発表したコンセプト・アルバム『Arthur (Or the Decline and Fall of the British Empire)(邦題:アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡)』の50周年を記念したニュー・アルバムが10月にリリースされるそうです。

デイヴィス兄弟は、数年かけて新たなデモを制作し、昔の未発表曲や未完成のままになっていた楽曲、レイの新曲にも取り掛かかり、レコーディングには、オリジナル・ドラマーのミック・エイヴォリーと、彼の後任として1984年から1996年まで在籍したボブ・ヘンリットも参加しているようです。

デイヴによると、現在はデモの段階で、今後は更に正規のレコーディング・セッションが必要になるが、デモの出来は良く、他にも吟味している様々な楽曲があると語っています。

また、デイヴは息子のラス・デヴィッドとレコーディングするアルバム『Open Road』とソロ・ツアーも予定していますが、10月に発売するニュー・アルバムのツアーに関しては、可能性はあるものの、現時点で明言するのは時期尚早だと述べています。

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