故ロニー・ジェイムス・ディオのチャリティ・ボーリング大会にロッカーたちが集結

メタル界のゴッドファーザー、ロニー・ジェイムス・ディオは、2010年に胃ガンのため67歳で亡くなりましたが、彼の死後、ガンの研究を支援するチャリティ基金「Ronnie James Dio Stand Up And Shout Cancer Fund」が設立され、資金調達のためのボーリング大会が毎年行なわれています。今年は、5万ドル（約540万円）以上の寄付金が集まったそうです。
 
今月初旬、カリフォルニア州スタジオ・シティのボーリング場に300人以上のロッカーたちが集結し、ギーザー・バトラー（元ヘヴン・アンド・ヘル／元ブラック・サバス）、デイヴ・グロール（フー・ファイターズ）、スティーヴン・アドラー（元ガンズ・アンド・ローゼズ）、リッチー・コッツェン（元ミスター・ビッグ）、ルディ・サーゾ（元ディオ）、ブライアン・ティッチー（ホワイトスネイク）、スコット・ウォーレン（元ディオ）、フィル・デンメル（元マシーン・ヘッド）らが参加しました。その時の映像が公開されています。
 
デイヴ・グロールは次のように語っています。

「史上最高のシンガーの一人だったロニー・ジェイムス・ディオは、非常に寛大で思いやりがあり、良いことをするための時間とエネルギー、愛情と心遣いを全て与える人だった。ウェンディ（ロニーの妻）も最高に素晴らしい人で、彼女に頼まれたら “No” なんて言えないよ。

　俺も父親をガンで亡くしているし、他にもガンで亡くなった人をたくさん知っているから、こういう基金に協力するのは良いことだと思う。バーで友達と会ってボーリングしたら、そういう事は忘れちゃうけど、俺たちはちゃんとした理由があってここにいる訳だしね。でもマジで楽しいよ」
 
なお来年の2月21日には、ディオのアルバム4タイトルが、デラックス・リマスター・エディションで発売される予定です。（11月11日MLCニュース参照）