グランド・ファンク・レイルロードが2020年のツアー日程を発表

デビュー51周年を迎えた米ロック・バンドのグランド・ファンク・レイルロードが、USツアー「Some Kind of Wonderful」の日程を発表しました。
 
ツアーのタイトルは、1974年のヒット曲に因んだもので、現時点では2月8日から7月23日にかけての13公演が発表されていますが、バンドは40公演を予定しているそうで、今後追加公演が発表されるようです。
 
グランド・ファンク・レイルロードの現ラインナップは、オリジナル創設メンバーでヴォーカルとドラム、作曲も担当するドン・ブリューワー（Don Brewer）とベーシストのメル・サッチャー（Mel Schacher）のほか、元38スペシャルのヴォーカリストだったマックス・カール（Max Carl）、元KISSのギタリストで知られるブルース・キューリック（Bruce Kulick）、キーボーディストのティム・カーション（Tim Cashion）を加えた計5人になっています。
 
パワフルなサウンドとソウルフルなヴォーカル、力強い演奏とポップなメロディを特徴とするグランド・ファンク・レイルロードは、フォリナー、ジャーニー、ヴァン・ヘイレン、ボン・ジョヴィといったバンドに影響を与え、大ヒット曲「We’re An American Band」や「I’m Your Captain / Closer To Home」「Locomotion」「Some Kind of Wonderful」は、現在もクラシック・ロック・ラジオでオンエアされ続けています。中でも「We’re An American Band」は、ここ数年で映画のサントラやテレビとラジオの広告にも使われています。

過去のワールド・ツアーでは、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、日本、南米でチケットが完売し、1971年にニューヨークのシェイ・スタジアム（Shea Stadium）で行なった公演は、ビートルズよりも早くチケットが完売したそうです。

これまでにシングル・チャート入りを果たした19曲のうち、8曲がトップ40入りするヒットとなり、「We’re An American Band」と「Locomotion」はどちらも100万枚以上を売り上げ、チャートの第1位を記録しました。現在では、世界で2,500万枚以上のアルバムを売り上げ、13枚のアルバムがゴールドに、10枚のアルバムがプラチナ・アルバムに輝いています。

◾️Grand Funk Railroad : 2020 'Some Kind Of Wonderful Tour'

Feb. 08 - Lincoln, RI - Twin River Casino
Feb. 15 - Yuma, AZ - Yuma Proving Ground
Feb. 21 - Las Vegas, NV - Golden Nugget Casino - Showroom
Feb. 22 - Pauma Valley, CA - Casino Pauma
  Mar. 07 - Atlantic City, NJ - Tropicana Casino & Resort
Mar. 14 - French Lick, IN - French Lick Resort
Mar. 21 - Northfield, OH - MGM Northfield Park

Apr. 03 - Baton Rouge, LA - Event Center at L'Auberge Casino and Hotel
Apr. 10 - Marysville, WA - Tulalip Resort Casino

Jun. 12 - Kansas City, MO - Star Pavilion at Ameristar Casino Hotel
Jul. 11 - Chippewa Falls, WI - Northern Wisconsin State Fair - Grandstand
Jul. 16 - Hampton, IA - Franklin County Fair
Jul. 23 - Nashville, TN - Schermerhorn Symphony Center