ロニー・ジェイムズ・ディオ待望の自叙伝、年内に発売予定

ロニー・ジェイムズ・ディオのドキュメンタリー（2月19日MLCニュース参照）に続き、彼の自叙伝が年内に出版されるかもしれません。
 
ロニーの妻でマネージャーだったウェンディ・ディオが SiriusXM の番組『Trunk Nation』で語ったところによると、ウェンディはロック・ジャーナリストのミック・ウォールと共に、ロニーが3/4まで書き上げていた未完成の自叙伝に取り掛かっているそうです。
 
「ロニーはレインボー時代のことは全て書いていたんだけど、走り書きもたくさんあったの。だから私とミックで取り掛かっているんだけど、ロニー自身の言葉で書くつもり。生前のロニーが行なった全てのインタヴューもリサーチしてるのよ」
 
ロニーは1986年から書き始め、少しずつ書いてはタイプで打っていたそうです。最初は手書きだったものの、最後の数年間はパソコンを使うようになり、ウェンディはロニーがどれだけ書いていたのか気付かなかったとのこと。

「彼の原稿を読んだら、本当に面白かったの。たとえロニーじゃなく他の誰かが書いたとしても、ストーリー自体が面白いのよ。ロニーは抒情詩人で語り上手だったし、本当に良い話も書かれていたわ」
 
ロニーは2010年5月に胃ガンのため67歳で他界しましたが、その数か月前には MTV Books が自叙伝の発売計画を発表しており、当時本のタイトルは『Rainbow In The Dark : The Autobiography Of Ronnie James Dio』になる予定だったそうです。