ニール・ヤング、1971年の「Cowgirl in the Sand」未公開映像公開

ニール・ヤングが自身のアーカイヴから1971年に撮影された「Cowgirl in the Sand」のパフォーマンス映像を発掘し、「Neil Young Archives」で公開しています。
 

「Cowgirl in the Sand」は、1969年のアルバム『Everybody Knows This Is Nowhere』に収録された曲で、この曲のライヴ・ヴァージョンは、その後のアルバムにも何度か収録されています。また、CSNYのアルバム『4 Way Street』にも収録されたほか、ザ・バーズもカヴァーしています。

 


Cowgirl in the Sand, from “Young Shakespear”, derected by Bernard Shakey.

この未公開映像は、1971年1月21日にコネチカット州ストラトフォードのシェイクスピア劇場で行なったアコースティック・パフォーマンスを捉えたもので、オランダ人カメラマンのヴィム・ファン・デル・リンデンが撮影しました。ヤングが最も初期に行なった公演の一つで、ヤングはこの日の夜に2回の公演を行ない、こちらの「Cowgirl in the Sand」は1回目の公演から収録したもの。同サイト内では、以下のようなコメントも掲載しています。

「このパフォーマンスが行なわれたのは1971年の1月で、”Cowgirl in the Sand” を書いてから1年くらい経っていた。『After the Gold Rush』をリリースしたばかりで、北のブロークン・アロウ・ランチに引っ越し、その後まもなく息子ジークの母になるキャリー・スノッドグレスと出会ったばかりの頃だった。
 

その次のアルバムは『Harvest』で、ツアー中に曲を書き、ナッシュヴィルで『Harvest』に収録する ”Old Man” と ”Heart of Gold” を録音した。
 

その頃 ”The Needle and the Damage Done” はまだ録音していなかったが、この曲はコネチカットのシェイクスピア劇場での公演を収録した『Young Shakespeare』の映像に収められている。
 

『Young Shakespeare』の映像とアルバムは年内にリリースしたいが、それは俺がリリースに入れたいヴァイナルの製造が出来るほど世界がコロナ禍から立ち直ったらの話だ。
 

このパフォーマンスの、豪華なDVDとヴァイナルのセットを楽しみにしていてくれ!」

 

3月11日のMLCニュースでお伝えしたように、ヤングは1970年に発表した3作目のソロ・アルバム『After the Gold Rush』の50周年を記念し、9月にデラックス版でリイシューすることと、さらに1971年1月22日にシェイクスピア劇場で行なったソロ・パフォーマンスを収録したライヴ・アルバム『Young Shakespeare』をリリースする予定であることも発表しています。当初の予定通りであれば、11月27日リリースとなります。

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