1978年6月、ヴァン・ヘイレン初来日。全開ステージ&特写では昭和のあの大スターも登場!
【ミュージック・ライフ写真館/ML Imagesライブラリー 撮影:長谷部 宏 pix : Koh Hasebe / ML images / Shinko Music】
現在我々は、そのコレクションを「ML Images」と名付け、膨大な量の写真を地道に整理整頓しつつ、貸し出すサービスを行なっており、ライブラリへアップロード済みの画像は目下約3万点で、現在も増え続けております。ご利用をご希望のメディア/展示スペースの方は、弊社までご連絡いただければ、具体的なご希望がない場合でもスタッフがお応えいたします。お気軽にご相談ください。メールはこちらから。
※個人の方へのご提供は行なっておりません。
ヴァン・ヘイレンは1978年1月、ザ・キンクスのカヴァー「ユー・リアリー・ガット・ミー」でデビュー。翌月アルバム『ヴァン・ヘイレン』をリリース、同作は全米でトップ20に食い込むヒットとなり、当時最もホットなグループだったと言っても過言ではありません。そして初来日は同年6月、今からもう42年前のことです。
1978年6月
17日(土)、19日(月) 東京・新宿厚生年金会館
21日(水)、22日(木) 東京・中野サンプラザ
24日(土) 愛知・名古屋市公会堂
25日(日) 大阪・万博ホール
26日(月) 京都・京都会館
27日(火) 大阪・厚生年金会館
(タップ/クリックで拡大できます)
撮影日時は、厳密には定かではありません。おそらく初日の6月17日、42年前の一昨日のことだと思われます。『ミュージック・ライフ』1978年8月号グラビアでは「まるで炎の柱が4本立ったかのように壮絶だった」とまで。「俺も見た!」「私も見た!」という方、いかがでしたでしょうか?
同号、エディのインタヴューとともに掲載されたライヴリポートによると、まだデビュー・アルバムを出したばかりでレパートリーもそう多くない状態での来日は時期尚早では?という声もあったそう。話によると、当初来日予定だった別のアーティストの公演がキャンセルになり、それを埋める形で急遽決まった来日公演だったのだとか。しかし蓋を開けてみれば連日の大入り満員、大成功の結果に終わり、彼らは日本で最高のスタートを切ったのでした。
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この時のことを長谷部カメラマンに確認したところ、この日の撮影は事前に許可など取っておらず、長谷部氏は映画関係の撮影もしていたことから撮影所の方と知り合いで、メンバーと編集部を待たせて自分が事務所に許可を取りに行ったのだとか。飛び込みで行って許可をくださるあたり、おおらかな時代だったということなのでしょうか。たとえ知り合いだったとしても、今では100%考えられません。
で、最後の2枚、主人公役の故・菅原文太さん登場(当時45歳)。長谷部さん、文太さんともお知り合いだったそうで、一緒に撮ってやってくれないか?と持ちかけ「いいよ」と、これまたその場で実現したのだとか。ちなみに「ヴァン・ヘイレン知ってる?」との問いに、文太さん「知らねえなあ」。そらそうですよね。それでも最後のカットを見ると、非常に機嫌よくご協力くださった模様です。その節はどうもありがとうございました。
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ではまた次回、【ミュージック・ライフ写真館/ML Images ライブラリー】をお楽しみに。不定期更新、次回もまた近いうちに。
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