イギリス政府が文化・エンターテイメント業界に約2,107億円の支援策を発表
ukmusic.org
イギリス政府は7月5日、新型コロナの影響で財政が圧迫されている音楽会場、劇場、独立系映画館、美術館、博物館、文化遺産などを対象に、総額15億7,000万ポンド(約2,107億円)の緊急支援策を発表しました。
イギリス政府は7月5日、新型コロナの影響で財政が圧迫されている音楽会場、劇場、独立系映画館、美術館、博物館、文化遺産などを対象に、総額15億7,000万ポンド(約2,107億円)の緊急支援策を発表しました。
そのうちイングランドには、8億8,000万ポンド(約1,181億円)の助成金と2億7,000万ポンド(約362億円)の融資が提供され、さらに1億ポンド(約134億円)がイングリッシュ・ヘリテージ・トラストとイングランドの文化遺産に、1億2,000万ポンド(約161億円)が中断されていた文化的インフラと文化遺産の建設プロジェクトの再開に支給されます。
また、スコットランドには9,700万ポンド(約130億円)、ウェールズには5,900万ポンド(約79億円)、北アイルランドには3,300万ポンド(約44億円)が提供されます。
先週、イギリス政府に対し、ライヴ・ミュージック業界への緊急支援を求めるキャンペーン#LetTheMusicPlayがスタートし、文化大臣宛ての公開書簡には、ポール・マッカートニー、ローリング・ストーンズ、アイアン・メイデン、イエス、ジューダス・プリースト、ロッド・スチュワート、フィル・コリンズ、エリック・クラプトンをはじめ、1,400人以上のアーティストが署名していました。

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