UB40のアリ・キャンベル、兄ダンカンとの確執が明らかに

8月5日のMLCニュースでお伝えしたように、UB40のシンガー、ダンカン・キャンベル（62歳）は脳卒中を起こして入院中ですが、弟のアリ・キャンベル（61歳）は、未だにダンカンと話していないことを明かしました。

長年マネジメントに不満のあったアリは、2008年にソロへ転向するためにバンドを脱退し、ギタリストで長兄のロビン（65歳）が、アリの後任としてダンカンを加入させました。

アリは現在、元UB40のアストロ（テレンス・ウィルソン）と共にUB40・フィーチャリング・アリ・キャンベル＆アストロの名義で活動していますが、ロビンはアリがUB40の名前を勝手に使い、どちらのバンドがいつ、どこで演奏しているのか、ファンを混乱させていると非難していました。

今週、英TV番組『Good Morning Britain』に出演したアリは、入院しているダンカンと連絡を取ったかと尋ねられ、今でも疎遠になっていることを明かしています。
「ダンカンとは全く連絡を取ってないんだ。何が起きたかについては、皆さんが知っていることしか聞いてない。だから基本的には知らないんだ。彼が回復しているってことは知ってるけどね」
 
「俺は彼らに裏切られたのさ。俺は自分が正しかったことを立証したけどね。今は、レゲエと俺のUB40ヴァージョンのプロモーションを続けるだけでハッピーなんだ」
 
UB40・フィーチャリング・アリ・キャンベル＆アストロは、来春に「The Unprecedented」ツアーを予定しています。