クエストラヴが監督した音楽ドキュメンタリー『Summer of Soul』、サンダンス映画祭でグランプリ受賞
ザ・ルーツのバンドリーダー、クエストラヴ(Ahmir “Questlove” Thompson)が監督した音楽ドキュメンタリー『Summer of Soul(…Or, When the Revolution Could Not Be Televised)』が、今年のサンダンス映画祭でU.S.ドキュメンタリー部門のグランプリ(Grand Jury Prize)と観客賞(Audience Award)を受賞しました。

この作品は、1969年の6月29日から8月24日にかけてニューヨーク・ハーレムのマウント・モリス・パークで6回にわたり開催された「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル(Harlem Cultural Festival)」のドキュメンタリーで、同年8月の本家 “ウッドストック” の裏でアフリカ系アメリカ人の音楽と文化を記念し、“ブラック・ウッドストック” と呼ばれていました。
同フェスティバルには、スティーヴィー・ワンダーやB.B.キング、ステイプル・シンガーズ、ニーナ・シモン、スライ&ザ・ファミリー・ストーンをはじめとする錚々たるミュージシャンが出演し、30万人以上の観客を動員しています。
現場カメラマンのハル・タルチンが6日間に撮影した40時間以上もの映像は、その後50年近くも保管されたままになっていましたが、クエストラヴと彼のチームがその未公開映像を発掘し、当時を語る出演者や参加者のインタヴューと共に同作品の核となっています。
グランプリの受賞にあたり、クエストラヴは次の声明を発表しました。
「映画を監督するのが以前からの夢で、この物語を伝えることが本当に素晴らしい経験になりました。映画への評価に圧倒されると共に光栄であり、特にサンダンス映画祭と僕のプロダクション・パートナーの皆さんに深く感謝しています」
またクエストラヴは、“言葉にならない喜び”をツイートしています。
「映画を監督するのが以前からの夢で、この物語を伝えることが本当に素晴らしい経験になりました。映画への評価に圧倒されると共に光栄であり、特にサンダンス映画祭と僕のプロダクション・パートナーの皆さんに深く感謝しています」
またクエストラヴは、“言葉にならない喜び”をツイートしています。




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