ブルース・スプリングスティーンが昨年11月14日、ニュージャージー州の国立公園ゲイトウェイ・ナショナル・レクリエーション・エリア（Gateway National Recreation Area）で、バイクの飲酒運転により逮捕されていたことが発覚しました。また、同公園の閉鎖地域での無謀運転とアルコール摂取の容疑でも出頭を命じられ、数週間以内にニュージャージー州の裁判所に出廷するそうです。

アメリカの複数メディアによると、スプリングスティーンはファンと写真を撮るためにバイクを止め、ファンの一人が差し出したテキーラを1杯飲んだ後、バイクに乗りエンジンをかけたため、その場面を目撃した公園の警官が、走り去ろうとしたスプリングスティーンを呼び止めたそうです。

スプリングスティーンは警官に対し、それまでの20分間に2杯のテキーラを飲んだと話し、警官は「スプリングスティーンは非常に酒臭く、目もトロンとしていた」と指摘しています。

またエンタメ・サイト「Vulture」によると、スプリングスティーンは、現場で2種類の飲酒検査を受け、水平注視と往復歩行テストにはパスしなかったそうですが、『Asbury Park Press』によると、スプリングスティーンの血中アルコール濃度は0.02で、こちらはニュージャージー州の法的規定の1/4だったそうです。

2月8日のMLCニュースでお伝えしたように、スプリングスティーンは、スーパーボウルで放送されたジープのCMに出演しましたが、今回の報道を受け、ジープは2月10日にYouTubeから同CMを削除しました。スプリングスティーン本人からは、まだ何も発表されていません。