クエストラヴ監督、スライ・ストーンの新ドキュメンタリーが進行中
 
        
          スライ&ザ・ファミリー・ストーン公式フェイスブック・ページより
スライ&ザ・ファミリー・ストーンのリーダー、スライ・ストーン(77歳)の新たなドキュメンタリーが制作されることになりました。
 
        
          監督は、音楽ドキュメンタリー『Summer of Soul』でサンダンス映画祭のグランプリを受賞したクエストラヴ(2月4日MLCニュース参照)が手掛け、ラッパー/俳優のコモン(Common)がエグゼクティヴ・プロデューサーを担当する予定ですが、ドキュメンタリーのタイトルや公開日はまだ発表されていません。
クエストラヴは、プレスリリースで次のように語っています。
「スライの創造的レガシーが僕のDNAにあることは言うまでもなく、それは黒人ミュージシャンの青写真です。彼の歴史とレガシーを探求する名誉を与えられたことは、僕にとって夢のようです」
作曲家/プロデューサーでもあるスライ・ストーンは、1966年にサンフランシスコで結成されたスライ&ザ・ファミリー・ストーンの共同創始者で、グループはソウルとR&B、サイケデリック・ロックを融合させた独創的なファンク音楽で注目されました。バンドが70年代初期まで大成功をおさめた一方で、ストーンは薬物乱用により音楽キャリアに支障をきたすようになりました。80年代後期には麻薬中毒から回復しましたが、2010年代初期にはキャンピングカーで生活し、2015年にはロイヤルティの支払いを巡り法廷で争っていました。
Deadline.comによると、このドキュメンタリーでは、ストーンのサクセス・ストーリーにのみ焦点を当てるのではなく、60年代のブラック・パワー・ムーヴメント(黒人至上主義運動)や文化的背景も描かれるようです。
なお、2019年にもスライ・ストーンの別ドキュメンタリーが公開される予定でしたが、こちらはまだ公開されていません。
また、ドキュメンタリーのニュースが報じられた2月19日、スライ&ザ・ファミリー・ストーンは毎年2月に制定されている黒人歴史月間を記念し、1968年のヒット曲「Everyday People」のアニメーション・ミュージック・ビデオを公開しています。
 
        
           
            スライ&ザ・ファミリー・ストーン
『ハイヤー!』
4CDs(2013/8/28)¥7,071
 
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