ポール・マッカートニーの新刊『The Lyrics』、トレーラー公開

ポール・マッカートニー初の自叙伝とも言えるような新刊『The Lyrics : 1956 to the Present』が11月2日にペンギン・ブックス(Penguin Books Ltd.)から発売されることになり、トレーラーが公開されました。
Paul McCartney
The Lyrics
(Coming 2nd November)
「154曲の自画像」と評される960ページにも及ぶ本書は、480ページに分けた2巻のハードカヴァー本で発売され、ポールが10代の頃に書いた曲から、ビートルズ、ウィングス、ソロ・キャリアを含めた現在に至るまでの154曲の歌詞を通じ、彼の全音楽キャリアを物語る内容になっています。

また本書には、曲の下書きや手紙、写真など、ポールの個人的なコレクションから初公開される資料も含まれ、それぞれの曲がどのような状況下で書かれ、その曲のヒントとなった人物や場所、現在のポールがその曲についてどう思っているのかなど、年代順に物語るのではなく、アルファベット順に綴られており、ピューリッツァー賞受賞作家のポール・マルドゥーンが、過去5年間にマッカートニーと交わした会話を基に編集しています。

本のサイズは203mm x 254mmで、UKエディションのスリップケースには、ポールの兄弟マイク(・マクギア)が撮影し、2005年のアルバム『Chaos and Creation in the Backyard』(邦題『裏庭の混沌と創造』)のカヴァーに使用された写真がフィーチャーされていますが、USエディションはグリーン一色の異なるスリップケースになっています。

この本について、ポールは次のように語っています。
「これまで数えきれないほど自叙伝を書かないかと言われてきたけど、その時が来ることはなかった。ただ一つ、僕がどうにかやれたのは、自宅であってもツアー中でも、新曲を書くことだった。ある年齢になると、過去に起きた日々の出来事を思い出すために日記を読み返す人がいるけれど、僕にはそういうノートがない。でも僕には何百という曲があり、それが同じ目的を果たしてくれることがわかりました。これらの曲は、僕の全人生を網羅しているのです」

「僕が書いたものが、僕の曲と人生について、まだ人々が見たことのない何かを明らかにすることを願っています。音楽がどのように起こるのか、それが僕にとって何を意味するのかをお伝えしたかったのです。そして、それが他の人にとっても意味があることを願っています」

商品詳細
Paul McCartney(著)、Paul Muldoon(編集)
『The Lyrics : 1956 to the Present』
(英語)ハードカバー版(2021/11/2)洋書
(英語)Kindle版(2021/11/2)洋書
商品詳細
Paul McCartney(著)、Paul Muldoon(編集)
『The Lyrics : 1956 to the Present』
(英語)ハードカバー版(2021/11/2)洋書
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