「Give Me Love（Give Me Peace on Earth）」はアルバム『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』からの先行シングルとして発売され、全米1位を記録したヒット。同アルバムは昨年50周年記念盤が発売され（2024年9月20日MLCニュース参照）、以後「Be Here Now（2024 Mix）」（同10月25日MLCニュース）、「Sunshine Life For Me（Sail Away Raymond）」（同11月18日MLCニュース）の新しいミュージック・ビデオが公開されていますが、それに続くものとなります。

今作ではNetflixでの人気ホラー・ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』出演の俳優／ミュージシャンのフィン・ウルフハードが監督を務め、20人のカナダ人ストップモーション・アーティストのチームが制作。三頭身のジョージが自宅フライアー・パークの敷地内でガーデニングをする様子が描かれています。これについてジョージの公式サイトでは、「ウルフハードによるストップモーション・ビデオは、時代を超えた楽曲に新たな視覚的視点をもたらすことを目指しており、フライアー・パークの庭園を巡る旅へと誘います。ハリソンの輝かしいキャリアを彩るイースターエッグや、彼のガーデニングへの愛へのオマージュが込められています」と説明。

ウルフハードは、「ハリソン一家とご一緒し、素晴らしい若手カナダ人アーティストのチームと共にこのビデオに命を吹き込むことができたのは、この上ない栄誉です。ジョージ・ハリスンはこれまで、そしてこれからも、私にとって大きなインスピレーションであり続け、彼の作品は永遠に生き続けるでしょう」とのコメントが併せて発表されています。

これに対し息子ダーニ・ハリスンは、「フィンは、彼の世代の中で私が知る限り最も優しく才能豊かな人の一人です。父のビデオ監督を務めるにはまさにうってつけで、父もきっと喜んでくれたでしょう」と語っています。