モンキーズ、ミッキー・ドレンツは5月に新ソロ・アルバム『Dolenz Sings Nesmith』発売、マイク・ネスミスは4月にレア・トラック集発売

このアルバムでは、バンド仲間のマイク・ネスミスの曲をカヴァーしており、プロデューサーを担当したネスミスの息子クリスチャン・ネスミスが、全く新しいアレンジを手掛けました。

ドレンツは、かなり前から同作について考えていたそうで、次のように語っています。
「このアルバムについてマイクに初めて話したのは何年も前のことで、何故このアイディアを思い付いたのか分からないけど、おそらく友人のハリー・ニルソンのカヴァー・アルバム『Nilsson Sings Newman』（1970年）だったのかも。（僕の場合は）『Dolenz Sings Nesmith』になるって思ってたからね」

同作は、ロックダウン中の2020年9月から今年の2月にかけてレコーディングされ、マイケル・ネスミス＆ザ・ファースト・ナショナル・バンドのアルバム収録曲や、モンキーズの隠れた名曲がフィーチャーされています。

一方のマイク・ネスミスは、4月30日に新コレクション・アルバム『Different Drum : The Lost RCA Victor Recordings』が発売される予定で、この作品にはRCAビクターのアーカイヴから集めたモンキーズ時代の曲の別テイクやインスト・ヴァージョン、未発表アウトテイク、初期ヴァージョンなど、レアな音源22曲が収録されています。