ザ・フー、『The Who Sell Out』スーパー・デラックス・エディション発売を記念し、ハインツ社とコラボしたベイクド・ビーンズの缶詰を限定発売

このアルバムには、「ハインツ・ベークド・ビーンズ」という曲が収録されていることから、ジャケ写には缶詰を手にベイクド・ビーンズの風呂に浸かるロジャー・ダルトリーがフィーチャーされていますが、当時を振り返ったダルトリーは、撮影後に人生最悪の風邪をひき、1週間寝込んだと語っています。

「あの時の風邪は、ベイクド・ビーンズのせいだよ。だって、あの缶詰は冷蔵庫から出したばかりで、凍るほど冷たかったんだ。バスタブの後ろに電気暖炉を置くという名案が出るまで、俺はあの風呂に20分も浸かってたからね。しばらくは良かったけど、そのうち豆が煮えだして、俺の尻は焼かれているのに体の前は凍えるほど寒くて、24時間以内に鼻をすすりながら寝込んでたんだ。豆に罪はないけど、俺はあの電気暖炉を恨むよ！」

なお、記念の缶詰は500缶限定で製造され、ザ・フーのオンライン・ショップから1缶8ドルで販売されましたが、すでに売り切れとなってしまいました。

売上金は、若者のガン患者を支援する「Teen Cancer America」と、飢えに苦しむ子供達を支援する「Magic Breakfast」に寄付されるそうです。