オールマン・ブラザーズ・バンド、1970年フィルモア・イースト全3公演を完全収録したデラックス・エディション6月発売

オールマン・ブラザーズ・バンドは1970年2月11日、13日、14日の3夜にわたり、ニューヨークのフィルモア・イーストでグレイトフル・デッドの前座として公演を行ない、3夜からベスト・パフォーマンスを収録したライヴ・アルバム『Fillmore East , February 1970』を1996年にリリースしました。
その後、同アルバムは2018年にリマスター版コンピレーションCD『Bear’s Sonic Journals : Allman Brothers Band, Fillmore East February 1970』(2018年7月24日MLCニュース)としてリリースされていますが、全3公演をフルで収録した同名のデラックス・エディションが3枚組CDで6月18日に発売されることになりました。

このライヴ音源は、当時グレイトフル・デッドのサウンド・エンジニアだったオウズリー・“ベアー”・スタンリー(Owsley “Bear” Stanley)が録音し、オリジナル・ライヴ・アルバム『Fillmore East, February 1970』のプロデュースとライナーノーツの執筆も担当していました。

今回のデラックス・エディションでは、CD1にオリジナル・アルバムが、CD2〜3に3夜のフル音源が収録されており、ディッキー・ベッツによるインストゥルメンタル曲「In Memory of Elizabeth Reed」最古の全ライヴ音源がフィーチャーされています。
また、「Mountain Jam」と「Outskirts of Town」には、ベアーが録音中にテープを使い果たした際のリール交換で生じた間隙がそのまま収録されています。

なお、デラックス・エディションには16ページのブックレットが付き、同公演で撮影した貴重なバンドの写真や、サウンドブースで撮影されたベアーの写真、新たなライナーノーツなどが掲載されています。
Disc 1
1. In Memory Of Elizabeth Reed (Feb. 14) 9:22
2. Hoochie Coochie Man (Feb. 14) 6:05
3. Statesboro Blues (Feb. 11) 4:17
4. Trouble No More (Feb. 11) 4:11
5. Outskirts Of Town (Feb. 13 & 14) 8:30
6. Whipping Post (Feb. 14) 8:11
7. Mountain Jam (Feb. 13 & 14) 30:46

Disc 2
February 11, 1970

1. In Memory Of Elizabeth Reed 11:58
2. Statesboro Blues 4:17
3. Trouble No More 4:42
4. Hoochie Coochie Man 4:35
5. Mountain Jam 18:49 (reel-change gap)
February 13, 1970
6. In Memory Of Elizabeth Reed 7:50
7. Outskirts Of Town 7:48 (end cut)
8. Mountain Jam 18:29 (start cut)

Disc 3
February 14, 1970
1. In Memory Of Elizabeth Reed 9:26
2. Hoochie Coochie Man 5:08
3. Outskirts Of Town 7:57 (reel-change gap)
4. Whipping Post 8:11
5. Mountain Jam 35:01 (reel-change gap)
商品情報
The Allman Brothers Band
The Final Note

CD(2020/10/16)輸入盤
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