TOTO、6月発売のライヴ作品『With A Little Help From My Friends』から2曲のMV公開

TOTOは昨年11月21日、ロサンゼルスで新たなラインナップ(2020年10月20日MLCニュース参照)による一夜限りのオンライン・ライヴを行ない、その模様を収録したライヴ作品『With A Little Help From My Friends』が、6月25日に世界同時発売されることになりました。

この作品から、「You Are The Flower」と「Till The End」のライヴ映像が公開されています。
Toto - You Are The Flower
(Official Music Video)
Toto - Till The End
(Official Music Video)
〈以下メイカー・インフォメーションより〉

新たなラインナップで再始動を果たした昨年11/21の一夜限りのオンライン・ライヴが、CD+BD/CD+DVD/CD3形態のLIVE盤として6/25に発売決定! スティーヴ・ルカサーとジョセフ・ウィリアムス最新ソロ作の国内盤も同時リリース。

2019年10月20日のフィラデルフィア公演をもって無期限の活動休止を宣言していた中、昨2020年11月21日に新たなラインナップで再始動を果たし、世界に向けて一夜限りのオンライン・ライヴを開催、そのメンバーでの〈The Dogz of Ozワールド・ツアー〉を発表し世界中のファンを歓喜させたTOTO。

そのTOTOが、最新アルバム 『With A Little Help From My Friends(ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ)』 を6月25日に世界同時リリースすることが明らかになった。このアルバムは、スティーヴ・ルカサー、ジョセフ・ウィリアムス、デヴィッド・ペイチが2020年11月21日、カリフォルニア州ロサンゼルスでのグローバル・ストリーミング・イベントに、新生TOTOとして新たなラインナップで登場しパフォーマンスした特別な一夜を収録したもの。

バンドの歴史に次なるチャプターを刻むのは、ベースのジョン・ピアース(ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース)、ドラムスのロバート・"スパット"・シーライト(ゴースト・ノート、スナーキー・パピー)、キーボード/バック・ヴォーカルのスティーヴ・マッジョーラ(ロバート・ジョン&ザ・レック)。

また、キーボードのドミニク・"エグゼヴィア"・タプリン(プリンス・バンド、ゴースト・ノート)、マルチ・プレイヤー/ヴォーカルのウォーレン・ハム(リンゴ・スター・オールスター・バンド)も引き続きアンサンブルの一角を担うという。

バンド・メンバーやサイドマンの加入・脱退・復帰を踏まえると、今回のラインナップはTOTO第15期となる。

『With A Little Help From My Friends』 は、CD+ブルーレイ/CD+DVD/音源のみを収録したCDの3形態と、アナログLP(輸入盤のみ)で発売される(デジタルは24bit/96kHzのハイレゾ配信あり)。

ブルーレイとDVDには、ライヴ本編に加え、このライヴに出演したメンバー全員の思いを紹介する約30分のドキュメンタリー映像が収められている。

日本盤のみ、CDは高品質Blu-Spec CD2仕様、ブルーレイのライヴ本編には24bit/96kHz音声を採用。更に、ドキュメンタリー映像には日本語字幕が付く。

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“ルーク”ことスティーヴ・ルカサーはこう語る。
「偉大なミュージシャンたちに楽曲を演奏してもらえるのは、TOTOにとって名誉なこと。

ドキュメンタリー映像を見れば、俺たちの今後の方向性がよく分かると思うよ。ジョー(=ジョセフ・ウィリアムス)と俺、そして俺たちをサポートしてくれるデヴィッド(・ペイチ)は、TOTOの音楽を存続させたいと願っている。デヴィッドは、いつだってショウに飛び入り参加してくれるかもしれないよ。

一夜限りのライヴだから、セットリストは幅広い音楽性の曲を集めた。今後はTOTOの隠れた名曲やヒット曲、ジョーと俺が最近リリースした各自のソロ・アルバムの曲など、よりヴァラエティに富んだ楽曲を選んでいくつもりだ。

俺たちはソロ・アルバムに対する世界的な反響にこれ以上ないくらい感激している。世界中でチャート・インしたからね。こういうセットリストは、新生TOTOの再始動となる〈The Dogz of Oz〉ワールド・ツアーに新鮮なスパイスをもたらしてくれる。

俺たち二人は、過去のTOTOを現在、そしてその先へとつなげていくことを目指しているんだ。

今回の新ラインナップの公開は、TOTOの歴史に待ちに待った新たな1ページを刻むことになる」

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ジョセフ・ウィリアムスは、次のようなメッセージを寄せている。

「TOTOとしてショウをやるのは常に最高の喜びだが、今回は特別だった。昨年11月、俺、ルーク、デヴィッドに3人のトップ・プレイヤーが新たに加わり、過去にサポートしてくれた天才ミュージシャンたちも集まってくれた。

今回のショウは、新型コロナウイルスによるロックダウンに対応する必要性から生じたストリーミング・ライヴだが、同時に新生TOTOを結成する理由にもなった。バンド・メンバーはすぐに意気投合して、TOTOの新旧の曲を深く掘り下げていった。その中には、俺が特に気に入っている初代ヴォーカルのボビー・キンボールが作った “You Are The Flower” も含まれている。大ファンで、良き友人でもあるボビーにこのライヴを捧げるよ。

それから、俺の大のお気に入りの “Till The End” と “Pamela” も復活した。新しいバンド・メンバーが完璧に演奏してくれたんだ。俺はバンドで最高の仕事に就いている。なぜかって? 自分が歌っていないときは、最高のミュージシャンたちのプレイが見られるからね!

TOTOらしさは、しっかりと受け継がれている。最高のミュージシャンとシンガーが集まったバンドが、あらゆる種類のクールな曲を作って演奏するんだ。それがTOTOの出発点であり、この先も同じように続いていく。ドキュメンタリーでは、デヴィッド、ルーク、ウォーレン、ドミニクX、ジョン・ピアース、ロバート・“スパット”・シーライト、スティーヴ・マッジョーラが、プレイヤーとしての自身のキャリアやTOTOのレガシーを担うことについて語っている。そしてもちろん、ショウについての議論も。俺もちゃんと参加して、彼らをどれだけ愛しているかを語っているよ!

さらにディープで “レガシー” を感じられる曲や、ルークと俺の最新ソロ・アルバムの曲を含めたセットリストを近いうちに生のステージで披露したいと考えている。待ち切れないよ!

その日が来るまで、TOTOのヒストリーや直近のイベントで楽しんでほしい。ジョーより愛を込めて」

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ルークとジョセフは子ども時代からの付き合いで、数十年にわたり世界的に活躍してきたTOTOの華々しいヒストリーを共有するバンド・メイトでもある。パンデミックのさなか、一夜限りのライヴを前にルークは次のように述べていた。

「こういう運びになって、これ以上ないほど穏やかな気分だ。心新たに、そして前向きに、熱意をもって将来に一歩を踏み出せる。

ツアーを通じてTOTOの音楽をさまざまな世代のファンに届けたいと考える長年のメンバーは、今ではジョーと俺の二人だけになった。俺は45年近くを唯一のオリジナル・メンバーとして過ごしてきた。一度としてショウに穴を開けたことはないし、アルバムにもすべて参加している。ライヴとアルバムによって俺たちのレガシーは育まれ、音楽は生き続けてきた。

それを俺が辞めることは決してないよ。TOTOが必然的にツアーを再開するとき、それは俺たちの将来を新たに考える貴重なチャンスになる。同時に、オーディエンスとの深い絆を守りつつ、さらなる発見をもたらしてくれるんだ」

ジョセフは次のように語る。

「ルークと俺は、互いに多くを乗り越えてきた。彼は、俺にとって兄貴のような存在だ。

俺たちがクリエイティヴに手を組むことで、いつだって人生は豊かになった。二人がそろうことで何が生まれるか。

俺たちの頭の中にあるもの全部を実現してやるぞ、という期待感しかない。次なるチャプターを一緒に立ち上げる相手がこの地球上にいるとしたら、忠実で才能あふれる生涯の友かつバンド・メイトである彼以外考えられないよ。最後まで生き残った俺たちこそ…… “The Dogz of Oz” さ!

(※「TOTO」は『オズの魔法使い』に登場する犬の名前)」

さらにルークは言う。

「ジョーと俺は、俺が17歳、ジョーが14歳のときからの付き合いだ。

このパンデミックの期間、二人で自分たちのキャリアを見直し、どう前に進むべきかを考えた。他のメンバーは、俺たちとはもう別の場所にいるか、引退してしまった。でも俺たちは、できるだけ早くツアーに戻りたいと思っている。

子どもみたいな気持ちで。ツアーこそが俺たちの生きる場所なんだ。プロデューサー、ソングライター、エンジニア、シンガー、パフォーマーとしてのジョーの成長にはこちらまで奮い立たされるよ。今がジョーの絶頂期だと考えると、このタイミングでの再始動は完璧だ。

彼には毎日のように驚かされている。俺たちはコラボレーションを楽しみ、将来に向けてこれ以上ないほど意気込んでいるんだ」

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今年の2月26日、それぞれルークは8年振り、ジョセフは12年振りとなる最新ソロ・アルバムをザ・プレイヤーズ・クラブ/マスコット・レーベル・グループから発表し、世界各国でチャート入りを果たした。

2人のソロ・アルバムは互いに連作/姉妹盤的な立ち位置となっており、アートワークはイメージを共通にし、TOTO人脈が多数ゲスト参加、新生TOTO牽引役を二人が強くアピールする〈TOTOスピンオフ盤〉的作品でありながら、同時にそれぞれの個性も色濃く打ち出された価値あるソロ作品となっている。

ルークの 『I Found The Sun Again(アイ・ファウンド・ザ・サン・アゲイン)』 には、近年ツアーやアルバム制作で活動を共にしているリンゴ・スターの他、デヴィッド・ペイチ、ジョセフ・ウィリアムス、ジョン・ピアースらが参加。

ジョセフの 『Denizen Tenant(デニズン・テナント)』 には、スティーヴ・ルカサー、デヴィッド・ペイチの他、サイモン・フィリップス(元TOTO)、ネイザン・イースト(元TOTO)、マイケル・ランドゥ、レニー・カストロ、ジェイ・グルスカ他が参加している。

両作品の国内盤はこのたび、ソニー・ミュージックよりTOTOの 『With A Little Help From My Friends』 と同時発売されることが決定している。

商品情報
TOTO
『ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ 』
(通常盤)
CD+Blu-ray(2021/6/25)
<CD+ブルーレイ(2枚組)> SICX30114-30115
日本盤のみ、ブルーレイのライヴ本編に24bit/94kHz音声を採用/歌詞・対訳・解説・日本語字幕付:税込¥5,240(税抜¥4,800)

CD+DVD(2021/6/25)

<CD+DVD(2枚組)> SICX30116-30117
歌詞・対訳・解説・日本語字幕付:税込¥4,290(税抜¥3,900)

CD(2021/6/25)

<1CD> SICX30118
歌詞・対訳・解説付:税込¥2,640(税抜¥2,400)

<通常配信(音源のみ)>税込¥1,833
<ハイレゾ配信:24bit/96kHz(音源のみ)> 税込¥2,648

DISC1
1. Till the End from 『ファーレンハイト』 (1986)<LIVE披露は2011年以来>
2. Hold the Line from 『TOTO 宇宙の騎士』 (1978)
3. Pamela from 『ザ・セヴンス・ワン ~第7の剣~』(1988)
4. Kingdom of Desire from 『キングダム・オブ・デザイア ~欲望の王国~』(1992)<2008年にLIVE初披露; フル尺のLIVEパフォーマンスは1993年以来27年振り>
5. White Sister from 『ハイドラ』(1979) <LIVE披露は2015年以来>
6. You Are the Flower from 『TOTO 宇宙の騎士』 (1978)<LIVE披露は2001年以来19年振り。フル尺のLIVEパフォーマンスは初>
7. I Won‘t Hold You Back from 『TOTO IV ~聖なる剣~』 (1982)
8. Stop Loving You from 『ザ・セヴンス・ワン ~第7の剣~』 (1988)
9. Band Introductions
10. Home of the Brave from 『ザ・セヴンス・ワン ~第7の剣~』 (1988)
11. Rosanna (with David Paich) from 『TOTO IV 聖なる剣』 (1982)
12. With a Little Help From My Friends? (The Beatles cover) (with David Paich)<LIVE披露は2008年以来>

DISC2(Blu-Ray/DVD) TOTAL TIME 約108分
■ライヴ本編収録曲目はCDと同じ (approx. 75min) ※ブルーレイ版は24bit/96kHz音声を採用
■ドキュメンタリー<日本語字幕付>(approx. 30min)
■トレイラー (approx. 3min)

商品情報
スティーヴ・ルカサー
『アイ・ファウンド・ザ・サン・アゲイン』

CD(2021/6/25)
<CD> 日本盤のみ高品質Blu-Spec CD2仕様/歌詞・対訳・解説付 SICX30119|税込¥2,640(税抜¥2,400)

<通常配信>税込¥1,833
<ハイレゾ配信:24bit/96kHz> 税込¥2,648

豪華参加ゲスト:リンゴ・スター、デヴィッド・ペイチ(TOTO)、ジョセフ・ウィリアムス(TOTO)、ジョン・ピアース他

1.Along For The Ride
2.Serpent Soul
3.The Low Spark Of High Heeled Boys (トラフィック Cover)
4.Journey Through
5.Welcome To The Club (ジョー・ウォルシュ Cover)
6.I Found The Sun Again
7.Run To Me (リンゴ・スター参加)
8.Bridge Of Sighs (ロビン・トロワー Cover)

商品情報
ジョセフ・ウイリアムス
『デニズン・テナント』

CD(2021/6/25)
<CD>日本盤のみ高品質Blu-Spec CD2仕様/歌詞・対訳・解説付 SICX30120|税込¥2,640(税抜¥2,400)

<通常配信>税込¥1,833
<ハイレゾ配信:24bit/96kHz> 税込¥2,648

豪華参加ゲスト:スティーヴ・ルカサー(TOTO)、デヴィッド・ペイチ(TOTO)、サイモン・フィリップス(元TOTO)、ネイザン・イースト(元TOTO)、マイケル・ランドゥ、レニー・カストロ、ジェイ・グルスカ他

1. Never Say Youcoming
2. Liberty Man
3. Denizen Tenant
4. Wilma Fingadoux
5. Black Dahlia
6. Don't Give Up(ピーター・ガブリエル・カヴァー)
7. The Dream
8. Remember Her
9. No Lessons
10. Mistress Winter's Jump
11. If I Fell(ビートルズ・カヴァー)
12. World Broken

商品情報
TOTO
『All in - the CDs』
13 CDs(2019/5/24)¥6,899

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