UB40のダンカン・キャンベル、音楽活動から引退

UB40でシンガーを務めていたダンカン・キャンベル（63歳）が、今月初旬に発作を起こし、音楽活動から引退すると発表しました。

ダンカンは、昨年8月にも脳卒中で入院しており（2020年8月5日MLCニュース参照）、今後は回復に専念したいとのことで、バンドのSNSで次のように伝えています。

「残念なことに体調不良が続いているため、不本意ながらバンドを引退し、回復に専念することにしました。この時期に、そしてUB40で活動していた間もファンの皆様からご支援をいただき、心から感謝を申し上げます。私は、今後もバンドを全面的に応援しますし、言うまでもなく新しいシンガーとの成功を祈っています」

また、ダンカンの兄弟でバンド仲間のロビンは、次の声明を発表しています。
「我々は、ダンカンがパフォーマンスに復帰するつもりでリハーサルを行なってきましたが、悲しいことに彼は更なる病気を患い、全面的に回復に集中するため、音楽活動から引退することを決意しました。我々にとっては心から悲しいことですが、彼の決断を完全に理解し、全力で支援します。ツアーに関しては、今年の夏公演に向けて準備が整っており、新しいフロントマンも間もなく発表するつもりです」