突如難聴に陥るメタル・バンドのドラマーが直面する状態──本年度アカデミー賞2部門受賞『サウンド・オブ・メタル』劇場公開決定


日常あたりまえに聞こえている”音”、それが突然、聞こえなくなる……。
突如難聴に陥るメタル・バンドのドラマーの主人公ルーベンが直面する状態を、観客がまるで彼になったかのごとく味わえる本作は、2021年を代表する映画の1本として、本年度アカデミー賞で作品賞・主演男優賞・助演男優賞・脚本賞・編集賞・音響賞の主要6部門にノミネートされ、音響賞・編集賞の2部門を受賞しました。
『イヴニング・スタンダード』誌のレビューでは「ニコラス・ベッカーの並外れたサウンドデザインに観客は心を奪われる。大ヒット作『ゼロ・グラビティ』(アルフォンソ・キュアロン監督作)や『メッセージ』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作)を手がけたベッカーは、本作でもあらゆる場面で革新をもたらしていて、端的に言えば、こんなにも聴覚で味わう映画は稀だ」と評しています。そして「これは、滅多に出会えない映画だ」とも。
本作を観た人は、人生を一変する困難に直面してもがく主人公の中に入り込まずにいられない映画の完成度の高さに感動しながらも、一様に「映画館で観たかった!」と整ったサウンドシステム下での鑑賞を望む声をあげています。その熱い思いにお応えして急遽 待望の劇場公開を決定しました。

この機会に極上の鑑賞環境の映画館で、映画に創りこまれた音を全身で感じられる貴重な映画体験をお楽しみください。

原題:Sound Of Metal
監督・脚本:ダリウス・マーダー
原案:デレク・シアンフランス
音楽:ニコラス・ベッカー、エイブラハム・マーダー
撮影:ダニエル・ブーケ
編集:ミッケル・E・G・ニルソン
出演:リズ・アーメッド、オリヴィア・クック、ポール・レイシー、マチュー・アマルリック、ローレン・リドロフ
製作国:アメリカ 製作年:2019年 上映時間:130分
〈ストーリー〉
突如難聴になったドラマーのルーベンは、一緒にバンドを組む恋人ルーに難聴者のコミュニティに連れていかれる。難聴であることをハンディとして捉えていなコミュニティの人々と過ごしながらも、その現実を受け入れることの難しさに直面するルーベンは、自分の人生を前に進めるために、ある決断をする……。人生の挫折・再生を描きながら、その主人公の人生を疑似体験できる秀逸な感動作。
受賞歴:世界映画賞163部門ノミネート、82部門受賞、2020年アカデミー賞2部門受賞
〈リズ・アーメッド〉
2021アカデミー賞/ゴールデングローブ賞/英国アカデミー賞 主演男優賞ノミネート
2021年インディペンデント・スピリット賞 主演男優賞受賞
第26回 放送映画批評家協会賞 主演男優賞ノミネート
〈ポール・レイシー〉
2021アカデミー賞/英国アカデミー賞 助演男優賞ノミネート
2021年インディペンデント・スピリット賞 助演男優賞受賞
第26回 放送映画批評家協会賞 助演男優賞ノミネート
〈ダリウス・マーダー〉
2021年インディペンデント・スピリット賞 新人作品受賞
第26回 放送映画批評家協会賞 作品賞ノミネート
第26回 放送映画批評家協会賞 脚本賞ノミネート
〈音響・編集〉
2021年アカデミー賞 音響賞、編集賞受賞
第26回 放送映画批評家協会賞 編集賞受賞
映画公開HP
【公開情報】
(東京)
ヒューマントラストシネマ渋谷〈odessa上映〉10/1(金)公開
シネマート新宿〈ブーストサウンド上映〉10/1(金)公開
アップリンク吉祥寺〈鳥肌が立つ音響体験を──世界一の平面スピーカー上映〉10/1(金)公開
立川シネマシティ〈極上音響上映〉近日公開
(大阪)
シネ・リーブル梅田〈odessa上映〉10/1(金)公開
(京都)
アップリンク京都〈鳥肌が立つ音響体験を──世界一の平面スピーカー上映〉10/1(金)公開
【各劇場の音システムについて】
●ヒューマントラストシネマ渋谷/シネ・リーブル梅田
〈odessa:アートハウスの最先端として妥協のない音作りを〉
optimal design sound system(+α)の略。「劇場ごとに最適化されたサウンドシステム」に「劇場独自の映画体験が付加される」という意味で、メインシステムは、コアキシャル(同軸)型3ウェイ・シネマシステムを導入。高域・中域を1箇所から出力する事により、位相干渉を無くし、距離による偏差を少なくしている。また地を這うような低域が、特徴的な2つのウーハーから出力される。サラウンドスピーカーは、メインシステムと音色を揃えるためにコアキシャル(同軸)型に設計され、サブウーハーも劇場の環境に合わせ最高のポテンシャルを発揮できるよう設計。従来の劇場クオリティから一段グレードアップしたスタジオクオリティ音響を体験できる環境を実現。
●アップリンク吉祥寺/京都
〈【音】 鳥肌が立つ音響体験を──世界一の平面スピーカー〉
国内屈指の音響メーカー、田口音響研究所がアップリンク吉祥寺のために開発した究極の平面スピーカーを全スクリーンに導入。イタリアのパワーソフト社製パワーアンプとの組み合わせで、くもりのないDCPハイレゾ音源の可能性を最大限に引き出す。
●シネマート新宿
〈ブーストサウンド上映〉
通常のシネマのスピーカー、サブウーハーに加えスクリーン前方に4台配置したサブウーハー【JBL-ASB6118】からも重低音出力。VGC技術を採用した18インチ低域ドライバーを搭載し、迫力あるサウンドを出力することが可能。「シネマ専用ではないコンサートホールやスタジアムなどでも使用されるモノで迫力と臨場感を再現。映画館にコンサートホール用のサブウーハーを導入することで、お客様は、体の奥まで重低音サウンドを体験することができ、より深い臨場感の中で映画鑑賞を楽しむことができる。
●立川シネマシティ
〈極上音響上映〉
aスタジオに擁されたラインアレイスピーカー LEOPARD をはじめメイヤーサウンドのシステムを中心にした大きい出力を行っても十分に性能的に余裕のある音響設備を導入。その音響設備を生かして、各スタジオの特徴をも理解する音響家によりミキシングスタジオで録音されたものをできるだけ細部まで忠実に再現できるよう各スタジオに最適な音響に調整を行なう。
◆配給・宣伝:カルチャヴィル × Filmarks × GEM Partners
◆宣伝問い合わせ先:カルチャヴィル合同会社 info@culture-ville.jp
10月1日(金)より、究極の音響体感公開

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