エルトン・ジョン、スティーヴィー・ワンダーとのコラボ曲「Finish Line」公開

二人のコラボレーションは、1985年のチャリティ・シングル「That’s What Friends Are For」以来36年ぶりですが、デュエットしたのは今回が初めてです。

この曲には、カニエ・ウェスト率いるゴスペル・グループ、サンデー・サーヴィス・クワイア（Sunday Service Choir）もコーラスで参加しており、アンドリュー・ワットがプロデュースを手掛けました。

エルトンは、同曲について次のように語っています。
「“Finish Line” ほど自慢できる曲はないね。僕が作ったベスト・レコードの一つだと言える。スティーヴィーの声は、僕の記憶にあるのと同じくらい良くて、17歳の頃に戻ったよう。彼は純粋に楽しむために歌っているし、ヴォーカルには活力が溢れている。アンドリュー・ワットは、本当に素晴らしいプロデュースをしてくれたよ。魔法のようなプロセスだった。僕は以前からスティーヴィーとコラボするのが大好きで、50年の交友を経て、ついに完璧なデュエットが実現したことを嬉しく思う。彼はいつも親切で優しくて、彼の才能は途方もなく素晴らしい。この曲で彼のヴォーカルと演奏を聴けば、本物の天才だということがわかるよ」

また、スティーヴィーは次のように語りました。
「エルトンのために歌い、ピアノとハーモニカを演奏するのは喜びであり光栄でした！　僕が人生の旅で出会った彼は、音楽、人生、友情、愛という素晴らしい精神の持ち主です！　愛のような真の芸術的才能と音楽は、生涯消えることなく永遠に約束されたものです。この曲を歌うエルトンの声には、英知と苦悩、魂、愛が感じられますが、立ち直るエネルギーもあり、僕はそれが大好きなのです。エルトン、そして永遠に続く僕らの終わりなき音楽、友情、人生の歌にお祝いを！　エルトン・ジョン万歳！」

なおアルバムには、スティーヴィー・ワンダーのほか、エディ・ヴェダー、ゴリラズ、リナ・サワヤマ、デュア・リパ、マイリー・サイラス、スティーヴィー・ニックス、リル・ナズ・X、ブランディ・カーライルらが参加しています。