ジェスロ・タル、新曲「Shoshana Sleeping」のMV公開

新作スタジオ・アルバム『ザ・ゼロット・ジーン』の2022年1月リリースを発表。第1弾シングル「ショシャナ・スリーピング」の配信スタート！

本日、英プログレッシヴ・ロック界の重鎮ジェスロ・タルの約18年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『ザ・ゼロット・ジーン（The Zealot Gene）』が2022年1月28日（金）にソニーミュージックからリリースされることが発表された。

また、アルバムからの第一弾シングル「ショシャナ・スリーピング（Shoshana Sleeping）」の配信がスタート。あわせて、同曲のミュージック・ビデオも公開された。ミュージック・ビデオの圧倒的なヴィジュアルはトーマス・ヒックスが手掛けたもの。

2017年には形になり始めていた『ザ・ゼロット・ジーン』は、ツアーやレコーディングを行なうアーティストとしての生業が今までにない不安定要素に直面した時代に、あらゆる意味において因習の打破を目指している。

バンド・リーダー、イアン・アンダーソンは、聖書のストーリーテリングにおける神話やテーマが新作の歌詞的内容に果たした役割について、以下のように語っている。

「私は聖典の華やかさやおとぎ話のようなストーリーテリングが純粋に好きなところがある一方で、その内容に疑問を呈したり、時には文脈からとんでもない類似点を引き出したりする必要性を感じることがあるんだ。このアルバムは全体を通じて良いこと、悪いこと、紛れもなく醜いことが浮かび上がりつつも、愛、尊敬、優しさといった要素が散りばめられている」

最終的に彼らのツアー計画と『ザ・ゼロット・ジーン』の2020年リリースを頓挫させてしまった、新型コロナウイルスのパンデミックという世界を震撼させた混乱を振り返り、アンダーソンは以下のように語っている

「あまりに突然だったよ。科学界や、見識あるごくわずかの政治家たちからの懸念や警告の真っただ中、私たちはみな信じられない思いで自宅に引きこもって、嵐が過ぎ去るのをじっと待っていたんだ」

■現ラインナップ
・Ian Anderson：イアン・アンダーソン（フルート、アコースティック・ギター、ハーモニカ、ヴォーカル）
・Joe Parrish-James：ジョー・パリッシュ・ジェイムズ（ギター）
・Florian Opahle：フローリアン・オパーレ（ギター）［※アルバムのみ参加］
・Scott Hammond：スコット・ハモンド（ドラムス）
・John O’Hara：ジョン・オハラ（ピアノ、キーボード、アコーディオン）
・David Goodier：デイヴィッド・グーディア（ベース）

・Special Edition Digipak CD
・Gatefold 2LP＋CD＋LP-booklet
・Limited 2CD＋Blu-ray Artbook
・Limited Deluxe 3LP＋2CD＋Blu-ray Artbook

※Artbookを伴うEditionは両フォーマットとも、デモや当初のアイデア音源を収録した2枚目のCD、長文のライナーノーツ、ノー・マンのティム・ボウネスによるイアン・アンダーソンへのインタビューがフィーチャーされる。
※Limited Deluxe 3LP＋2CD＋Blu-ray Artbookは白色アナログ盤となっており、ラフなデモの収録された3枚目のLPが含まれる。また、ターンテーブル用のスリップマットと通し番号のついたアート・プリントも同梱される。

【シングル商品情報】
ジェスロ・タル「ショシャナ・スリーピング」