エアロスミス、「Movin’ Out」1971年の未発表リハーサル音源公開

エアロスミス初期の未発表リハーサル音源をフィーチャーしたコンピレーション・アルバム『1971 : The Road Stars Hear』が、11月26日のレコード・ストア・デイに発売されます。

7曲入りのアルバムは、1万枚限定のヴァイナルおよび2,000本限定のカセットで発売され、同作から1971年に収録した「Movin’ Out」の未発表リハーサル音源が公開されています。

Aerosmith - Movin' Out (1971 Version) (Audio)

「Movin’ Out」は、当時ボストンのアパートでバンドと共同生活を送っていたスティーヴン・タイラーとジョー・ペリーが初めて共作した曲で、1973年に発表したバンドのデビュー・アルバム『Aerosmith』に収録されました。

ニュース・リリースによると、最近バンドの保管室から何十年も手付かずだったオリジナル・テープが発見され、デビュー・アルバムの収録曲となる「Movin’ Out」「Dream On」「Somebody」「Walkin’ the Dog」などの初期ヴァージョンが録音されていたとのこと。

これらの音源は、後にバンドのワンマン・ツアー・クルーになったマーク・リーマンが、ボストンのリハーサル・ルームや、初期ライヴのサウンドチェック中に行なったリハーサルで録音したそうです。

アルバム『The Road Starts Hear』のプロデュースは、スティーヴン・タイラーとジョー・ペリー、スティーヴ・バーコウィッツが手掛け、未公開のアーカイヴ写真や、オリジナル・テープ・ボックスの写真、当時のレコーディングについてのバンドのコメントや新たなインタヴューを掲載したデヴィッド・フリックによるライナーノーツがフィーチャーされています。