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エアロスミス、ツアー引退宣言後初めてバンドとして公の場でのライヴを発表。オールスター・ゲストを迎えた2公演をロサンジェルスで開催

ここ数日、エアロスミスの公式SNSにアップされたスティーヴン・タイラーと有名フォトグラファーのロス・ハルフィンによる掛け合い漫才のようなティーザー動画がネットを賑わせていましたが、10月7日、ようやく内容が判明しました。フロントマンであるスティーヴン・タイラーの喉頭負傷により、フェアウェル・ツアーをキャンセルしてから3年の時を経て、バンドは10月29日と11月1日の2日間、ロサンジェルスのハリウッド・ボウルでカムバック公演を行うことを発表。『California, Dream On: Aerosmith and Friends』と銘打たれたこのイヴェントには、ブラック・クロウズ、ラン・DMC、 ハート、アンドリュー・ワット、ビリー・アイドル、チャド・スミス、スラッシュ、ダフ・マッケイガン、エリック・チャーチ、サミー・ヘイガー、トム・モレロなど、豪華なゲスト・アーティストたちが参加することも併せて告知されています。

プレス・リリースによれば、「&Friends」の部分のミュージカル・ディレクターを担当するのはドン・ウォズで、パフォーマンスが予定されている参加アーティストはザ・ブラック・クロウズ、Run-D.M.C.、ハート、アンドリュー・ワット、ビリー・アイドル、チャド・スミス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、ダフ・マッケイガン(ガンズ・アンド・ローゼズ)、エリック・チャーチ、ジェリー・カントレル(アリス・イン・チェインズ)、マーカス・キング、マイク・アイネス(アリス・イン・チェインズ)、 ヌーノ・ベッテンコート(エクストリーム)、パット・モナハン(トレイン)、サミー・ヘイガー、スラッシュ(ガンズ・アンド・ローゼズ)、スティーヴ・スティーヴンス、サリー・エルナ(ゴッドスマック)、トム・モレロ、アダム・ウェイクマン、オードリー・フリード、ケニー・アロノフ他多数とのことです。詳細については公式サイトをご覧ください。

同告知には「今後数週間のうちに、さらに多くのアーティストやスペシャル・ゲスト、サプライズ出演者が発表される予定です」と記されており、「両日とも、忘れられないコラボレーションや予想外の出来事満載となること間違いなしです。出演者のラインナップは日によって異なります。各日の最終ラインナップは開演時刻前後にお知らせしますが、当初の発表からは変更となる場合があります」と記されています。一般チケットの販売は10月10日から開始予定です。 

エアロスミスのメンバーとして誰が出演するのか、現時点のプレスリリースでは明確にされていませんが、本公演の公式宣伝写真にはスティーヴン・タイラー、ジョー・ペリー、ブラッド・ウィットフォード、トム・ハミルトン、そしてジョーイ・クレイマーが写っています。写真の通りであれば、最新ツアーには不参加だったクレイマーにとっては二重の復帰公演となります。

2023年5月1日、エアロスミスは『Peace Out』と題し、北米地域で40公演を行なうフェアウェル・ツアーの計画を発表しました。ギタリストのジョー・ペリーは当時AP通信に対し、「そろそろ潮時だと思ってね、みんながいつまで健康でこの仕事を続けられるか、先のことは誰にも分からないから」と語っていました。ドラマーのジョーイ・クレイマーは「家族と体調管理優先のため」このツアーへの不参加を決めており、代わりにジョン・ダグラスがドラムを担当しました。

※クレイマーは2014年に受けた冠動脈の閉塞を取り除く手術の影響、2022年の妻リンダの逝去のショック、またここ数年の腰痛(今年3月に手術)による影響を訴えていましたが、今年夏にポッドキャスト『Live From My Drum Room!』に出演した際に「ここ5年、8年、10年で今が一番体調が良い」と、自身の復調ぶりを語っていました。

ツアーは同年9月2日にフィラデルフィアで幕を開け、「Love in an Elevator」「Sweet Emotion」「Dream On」といったヒット曲に加え、「Adam’s Apple」「Hangman’s Jury」「No More No More」といった隠れた名曲も織り交ぜたセット・リストが披露されていました。しかしそれから僅か2公演後、ニューヨーク州エルモントでのライヴを終えたところで、スティーヴン・タイラーが喉頭を負傷したことが判明、ツアーは中断を余儀なくされます。当初は彼の回復を待って日程を延期しようとしたものの、最終的にはツアー全体を中止するとの決断が下されました。 

「ご存知の通り、スティーブンの声は代えの利かない楽器のようなものだ」と、彼らは公式声明で述べていました。「彼はこれまでも、声帯を痛める前の状態に戻すために、数ヶ月にわたりたゆまず努力を重ねてきた。我々は最高の医療チームがついている中でも、彼が苦闘する姿を見てきた。そして悲しいことに、今回の声帯の怪我からの完全な回復は不可能であることが明らかになった。胸が張り裂けるほど辛く、困難なことではあるが、我々は──兄弟のような絆で結ばれたバンドとして──ツアー活動からの引退という必然的な決断を下すことにした次第だ」

その後数年間、タイラーは表立った活動を控えつつも、『Janie’s Fund』のチャリティー・ショーや、2025年7月に開催されたオジー・オズボーンの引退コンサート『Back to the Beginning』といった特別なイヴェントの機会には姿を見せ、パフォーマンスを披露していました。その際には幸い、歌っていてもこれと言って辛そうな様子や無理に声を出しているようなところは見受けられませんでした。

一方、ペリーは長年にわたる自身のサイド・プロジェクトであるジョー・ペリー・プロジェクトに注力し、2025年の秋にはエアロスミスのもうひとりのギタリスト、ブラッド・ウィットフォードやブラック・クロウズのフロントマン、クリス・ロビンソン、ストーン・テンプル・パイロッツのベーシスト、ロバート・ディレオをラインナップに迎えてツアーを決行しました。また、エアロスミスのベーシスト、トム・ハミルトンは、自身の新バンド、クロース・エネミーズでツアーやレコーディングを行なっていました。

そして2025年11月、エアロスミスはヤングブラッドとタッグを組み、コラボレーションによるEP「One More Time」をリリースしました。「初めて[ヤングブラッド]に会った時は、マジでクレイジーだったよ」とタイラーは『ローリング・ストーンUK』誌に語っています。「一目見た瞬間、俺は奴に完全に惚れちまったんだ。頭に浮かんだのは──陳腐な表現だけど言ってもいいかな?──まるで腹違いの兄弟みたいだった。まるで鏡に映った自分を見てるみたいでさ。『待てよ、こいつ、前にどっかで見たことなかったっけ?』って感じでね」

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〈以下、メイカー・インフォメーションより〉
 

エアロスミス、約3年ぶりライヴへ。
米ハリウッド・ボウルで2夜限りの特別公演開催

エアロスミスが、2026年10月29日と11月1日に米ロサンゼルスのハリウッド・ボウルで「CALIFORNIA, DREAM ON: AEROSMITH & FRIENDS」を開催することを発表した。

公式発表によると、公演はエアロスミスの歴史、ライヴ・パフォーマンス、レガシーを称える記念イベントとして企画され、2夜限りで行なわれる。会場の公演ページには、10月29日公演が午後7時開演として掲載されている。チケットの一般発売は現地時間10月10日午前10時(日本時間10月11日午前2時)に開始される。

出演者には、ザ・ブラック・クロウズ、Run-DMC、ハート、アンドルー・ワット、ビリー・アイドル、チャド・スミス、ダフ・マッケイガン、エリック・チャーチ、ジェリー・カントレル、マーカス・キング、マイク・アイネズ、ヌーノ・ベッテンコート、パット・モナハン、サミー・ヘイガー、スラッシュ、スティーヴ・スティーヴンス、サリー・エルナ、トム・モレロ、アダム・ウェイクマン、オードリー・フリード、ドン・ウォズ、ケニー・アロノフらが名を連ねている。音楽監督はドン・ウォズが務め、最終的な出演者は公演日またはその前後に発表される予定。各日のラインナップは異なり、サプライズ出演も予告されている。

今回の公演は、エアロスミス名義の本格的なライブとしては、2023年9月9日にニューヨーク州エルモントで行なわれた「Peace Out... Farewell Tour」以来、約3年1か月ぶりとなる。同ツアーはバンドのフェアウェル・ツアーとして始まったが、3公演目となった同日のステージでスティーヴン・タイラーが声帯を損傷し、喉頭骨折も確認された。その後、バンドは2024年8月、タイラーの声の完全な回復は見込めないとして、ツアー活動からの引退と残りの公演の中止を発表していた。

一方で、スティーヴン・タイラーは近年、限定的にステージへ復帰していた。2025年7月には、英バーミンガムで行われたオジー・オズボーン/ブラック・サバスの最終公演「Back to the Beginning」にサプライズ出演し、「The Train Kept A-Rollin’」「Walk This Way」「Whole Lotta Love」を披露。同年9月のMTV Video Music Awardsでは、ジョー・ペリー、YUNGBLUD、ヌーノ・ベッテンコートらとともに、オジーへのトリビュート・パフォーマンスに参加した。ただし、これらはいずれもゲスト出演であり、エアロスミスとしてのライヴではなかった。ハリウッド・ボウルでの2公演は、現時点ではツアー再開ではなく、バンドの歩みを祝う特別公演として位置づけられる。

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