ロギンス＆メッシーナ、7月にロサンゼルスで2公演開催

70年代に最もレコードを売ったロック・ポップ・デュオの一つ、ケニー・ロギンスとジム・メッシーナによるロギンス＆メッシーナが、7月15日と16日にロサンゼルスのハリウッド・ボウルでコンサートを行なうことになりました。

ロギンス＆メッシーナは1976年に解散しましたが、2005年に再結成し、2009年に「Together Again」ツアーを開催、最近では2018年にチャリティ・コンサートで共演していました。

ハリウッド・ボウルでの公演は、1971年のデビュー・アルバム『Sittin’ In』のサポート公演以来50年ぶりだそうで、今回の公演では、「Danny’s Song」や「House at Pooh Corner」をはじめとする70年代の楽曲や、ケニー・ロギンスの大ヒット曲「Footloose」と「Danger Zone」も披露するとのこと。チケットは5月初旬から発売される予定です。

ロギンス＆メッシーナは、1971～1976年に6枚のアルバムをリリースし、1,600万枚を売り上げました。解散後の二人はソロ活動に移行し、メッシーナは1989年にポコのリユニオン・ツアーに参加、ポコが同年発表したアルバム『Legacy』では、メッシーナが共作した「Call It Love」が全米チャートの18位を記録するヒットになりました。

一方のロギンスは、解散後に14枚のソロ・アルバムをリリースし、2,500万枚以上を売り上げました。シングル5曲がチャートのトップ10入りを果たし、マイケル・マクドナルドと共作した「What a Fool Believes」と「This Is It」がグラミー賞を受賞、また「Footloose」が1985年ゴールデン・グローブ賞の「最優秀オリジナル・ソング賞」にノミネートされています。

なお、今年の6月14日には、ロギンスの回顧録『Still Alright』がハチェット・ブックスから出版される予定です。