イーグルスのティモシー・B・シュミット、新ソロ・アルバムから「Simple Man」のMV公開

このアルバムは、2016年の『Leap of Faith』に続く通算7作目のソロ作品で、新作にはリンジー・バッキンガムのエレキギターや、ビーチ・ボーイズのツアー・メンバーだったマット・ジャーディン（ベンチャーズのアルの息子）とクリス・ファーマーのヴォーカル・ハーモニーがフィーチャーされているほか、友人のジャクソン・ブラウン、ジョン・フォガティ、ベンモント・テンチ、ジム・ケルトナー、ジョン・マクフィー、ケニー・ウェイン・シェパードらもゲストで参加しています。

アルバムのレコーディングは、イーグルスのツアー・スケジュールの合間を縫って、ロサンゼルス・カウンティにあるシュミットの自宅スタジオ「Mooselodge」で行なわれ、シュミットは次のように語っています。

「僕は今でも自分が発展途上のソングライターだと思ってるんだ。ジャクソン・ブラウンがスタジオに来た時、彼が16歳の時にどうやって “These Days” を書いたかについて話したんだけど、あんなに洞察力のある曲を10代で作るなんて本当に感心したよ。僕が10代だった時にはありえなかったからね。僕が若かった頃は、ソングライターとしての本領なんて発揮できなかったけど、今になってようやくそこにたどり着けた気がするんだ。僕は70代だよ！　それってとても素敵なことだし、これからも前進して音楽を作り続けたいと心から思う」

「作曲のプロセスに関しては、光の中に漂うものなら何でも捉えるようにしてるんだ。僕は良い音楽を作って、人々を笑顔にしたいだけさ。そのプロセスが大好きだし、年を重ねた男として新しい音楽を作れるなんて、ものすごくラッキーだと思う。それに、このアルバムにはとっても満足してるんだ」
 

『Playin' It Cool』（Asylum Records：1984）
『Timothy B』（MCA Records：1987）
『Tell Me The Truth』（MCA Records：1990）
『Feed The Fire』（Lucan Records：2001）
『Expando』（Lost Highway：2009）
『Leap Of Faith』（Benowen Records：2016）