ラスカルズのフェリックス・キャヴァリエ、回顧録『Memoir of a Rascal』発売

ラスカルズのリード・シンガー／キーボーディスト／ソングライターで知られるキャヴァリエは、1965年にヤング・ラスカルズを共同創設し、翌1966年の「Good Lovin’」、1967年の「Groovin’」、1968年の「People Got To Be Free」がビルボード・チャートの第1位を記録、シングル6曲がトップ10入りを果たしました。

本書では、ニューヨークのWINSラジオの人気DJアラン・フリードが紹介した新しいサウンドから刺激を受けた時のことや、13歳で母を失った時の悲しみ、ジョーイ・ディー＆ザ・スターライターズとの刺激的な日々、ラスカルズと共にブルー・アイド・ソウルのキングになった時の思い出などが綴られており、キャヴァリエは次のように語っています。

「ファンの人たちから、自叙伝を執筆するよう何年も前から言われていたんだ。この本はファンのために書いたもので、記憶を再訪するのは幸せなことだった。僕のストーリーが次世代のシンガー／ソングライターたちにインスピレーションを与えられれば幸いです」

本書の前書きは、有名なロックDJカズン・ブルーシーが執筆し、本の表紙には、リンダ・マッカートニーがラスカルズのNYC公演で撮影した写真がフィーチャーされています。

なお、キャヴァリエは、今年の夏終わりに新スタジオ・アルバム『Then & Now』のリリースを予定しており、4月23日から6月4日まで、モンキーズのミッキー・ドレンツと6公演のジョイント・ツアーを行ないます（2月8日MLCニュース参照）。