1980年3月29日 、デヴィッド・ボウイ in 京都──「時間〜TIME/BOWIE × KYOTO × SUKITA リターンズ」鋤田正義写真展、6〜7月・京都で開催

© Sukita


「時間〜TIME BOWIE × KYOTO × SUKITA リターンズ 鋤田正義写真展」と題し、鋤田氏撮影による1980年に京都を訪れたデヴィッド・ボウイと、現在氏が同じ場所を巡って撮影された写真展が、その京都で開催されます。この写真展は昨年4〜5月に同じ会場で開催されていたものの、緊急事態宣言の発出を受けて期日を迎えることなく途中閉幕。今回同じ会場で改めて開催されることになり、展示される作品も増やしての実施とのこと。関西圏の皆様、約150点の作品で、二人の “時空の旅” をお楽しみください。

〈以下、公式インフォメーションより〉
 

時間〜TIME BOWIE × KYOTO × SUKITA リターンズ

鋤田正義写真展

© Mark Higashino
2022 年6月25日(土)〜7月24日(日)
美術館「えき」KYOTO
京都駅ビル内・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接

This is a committed artist, a brilliant artist, I would call him a master.
SUKITA は、まったく献身的で素晴らしいアーティストである。私は彼を巨匠と呼ぶ。
──デヴィッド・ボウイ

1972年、ロンドンで写真家・鋤田正義はロック・アーティスト、デヴィッド・ボウイと出会い、写真を通しての二人の関係は、ボウイがこの世を去った2016年まで40数年間に及びました。

1980年3月29日、写真家・鋤田正義は世界的ミュージシャンであるデヴィッド・ボウイと京都に滞在していました。大の親日家であり京都を愛するボウイに誘われ、何ら特別なことをするわけでもなく、街を歩き、人と出会い、たわいもない時間を共有したのです。

本展は、その時に撮影されたプライヴェート・ショットと、鋤田が2019年から3回にわたりボウイとの足跡をたどりながら京都を撮影した作品のコラボレーションで構成された写真展です。

2021年4月3日に開幕したものの新型コロナウイルス感染拡大により、会期途中で閉幕となったこの写真展は、その後寄せられたアンコールの声、そして今年がデヴィッド・ボウイ生誕75年、名盤「ジギー・スターダスト」誕生50年の年でもあることから、「時間〜TIME BOWIE × KYOTO × SUKITAリターンズ 鋤田正義写真展」として、再び開催します。二人の“時空の旅”をお楽しみください。

 

© Sukita

【開催概要】
●タイトル:時間〜TIME BOWIE × KYOTO × SUKITAリターンズ 鋤田正義写真展
●会期:2022年6月25日(土)〜7月24日(日)会期中無休
●会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
●開館時間:10:00~19:30(入館締切:閉館30分前)
※最新情報は当館ホームページでご確認ください。
●入館料(税込):一般900円(700円)、高・大学生700円(500円)、小・中学生500円(300円)
※( )内は前売料金。「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より200円割引。
・2022年4月2日(金)より6月24日(金)まで前売券販売。
・販売場所=当館チケット窓口(休館日除く)、京都駅ビルインフォメーション、チケットぴあ(Pコード 685-965)、ローソンチケット(Lコード 52378)。

〇主催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞
〇後援:FM COCOLO/FM802
〇プロデュース:立川直樹
〇会場デザイン:岸 健太
〇協力:東京リスマチック株式会社、吉本興業ホールディングス株式会社
〇企画協力:鋤田事務所、立川事務所
〇お問合せ:TEL075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹大代表)/公式ホームページ
※最新情報は、当館ホームページ、Twitter、LINEでご確認ください。
※展示作品やイベント内容が変更、または中止になる場合がございます。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、掲載内容に変更が生じる場合がございます。また、当館における新型コロナウイルス感染症に関する取り組みとお客さまへのお願いを、当館ホームページに掲載しております。ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入館の際、マスク着用・検温・消毒をお願いしております。

【プロフィール】
●鋤田正義(すきたまさよし 1938-)福岡県生まれ。写真家・棚橋紫水氏に師事。広告代理店を経て1965年に上京、主にメンズ・ファッションの仕事をする。1960年代にAPA、ADCなど受賞。1969年のウッドストックのコンサート以来、サブ・カルチャーに興味を持つようになり、ニューヨークやロンドンへ撮影に出かける。1971年、寺山修司監督映画『書を捨てよ町へ出よう』の撮影監督を務める。1972年、T. REXを撮影しにロンドンへ行った際に、デヴィッド・ボウイと知り合い、翌1973年には、ボウイのワールド・ツアーに同行して撮影をする。デヴィッド・ボウイ『ヒーローズ』、サディスティック・ミカ・バンド『黒船』、YMO『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァ―』、忌野清志郎『Memphis』のアルバムのジャケット等の撮影。1980年には来日したボウイを東京・京都で撮影する。ジム・ジャームッシュ監督映画『ミステリー・トレイン』、是枝裕和監督映画『ワンダフルライフ』のスチル写真など、広告・音楽・映画などの仕事で今日に至る。2012年、40年間撮り続けてきたデヴィッド・ボウイの写真をまとめた写真集『Speed of Life』を英国ジェネシス出版より発売。2012年、東京都写真美術館、2013年より英国ヴィクトリア&アルバート博物館主催展覧会「David Bowie Is」に参加。2017年、イタリアでイギー・ポップを撮影。スイス、ドイツ、ハンブルグ、イタリア、イギリスで写真展開催。2018年、ドキュメンタリー映画「SUKITA刻まれたアーティストたちの一瞬」が公開。出身地の福岡県直方市(のおがた市)、東京、イタリア、オランダ等の美術館で写真展が開催される。2021年4月、美術館「えき」KYOTOにて「時間〜TIME BOWIE × KYOTO × SUKITA 鋤田正義写真展」開催。写真集『BOWIE × KYOTO × SUKITA』『SUKITA ETERNITY」を発刊。

●デヴィッド・ボウイ(David Bowie 1947-2016)英国ロンドン生まれ。ロックをひとつの芸術様式へと高め、ロック史に与えた影響の計り知れなさで高く評価されているアーティスト。1972年、T. REXを撮影しにロンドンに来ていた鋤田正義と出会う。翌1973年に、鋤田はボウイのワールド・ツアーに同行。1977年に発売されたアルバム『ヒーローズ』のジャケット写真は鋤田の写真であり、『Speed of Life』という写真集なども発売されている。映画『地球に落ちて来た男』『戦場のメリークリスマス』等、俳優としても活躍。また、大の親日家で京都には何度も訪れている。

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