ポルノ・フォー・パイロス、26年ぶりにフル・ライヴを披露

ポルノ・フォー・パイロスが5月22日、フロリダ州デイトナビーチで開催されたフェスティバル「Welcome to Rockville」に出演し、26年ぶりにフル・ライヴを行ないました。

このフェスには、本来ジェーンズ・アディクションが出演する予定でしたが、ギタリストのデイヴ・ナヴァロが新型コロナに感染したため、土壇場でバンドの出演がキャンセルとなり、ジェーンズ・アディクションに代わり、ポルノ・フォー・パイロスが出演しました。

両バンドのフロントマン、ペリー・ファレルがポルノ・フォー・パイロスのピーター・ディスティファーノ（g）とマイク・ワット（b）と共演したのは26年ぶりで、パイロス1993年のデビュー・アルバム『Porno for Pyros』から6曲、1996年のアルバム『Good God’s Urge』から3曲、ジェーンズ・アディクションの4曲「1%」「Ain’t No Right」「Mountain Song」「Stop」を含め、全13曲を披露しています。

この公演では、両バンドのドラマーであるスティーヴン・パーキンスも出演する予定でしたが、体調不良のため出演に至らず、彼のドラム・テックを務めるマイク・グリシアックが代役で演奏しました。また、ファレルのコラボレーター、ニック・メイベリーがセカンド・ギタリストとして出演したほか、バック・ヴォーカリスト／ダンサーの一人として、ファレルの妻エティも参加しています。

■Setlist
1. Porpoise Head
2. Sadness
3. Porno for Pyros
4. Meija
5. Cursed Female
6. Pets
7. Blood Rag
8. Ain’t No（Jane’s Addiction cover）
Play Video
9. Good God’s://Urge!
10. Tahitian Moon
11. 1% (Jane’s Addiction cover)
12. Mountain Song（Jane’s Addiction cover）
13. Stop（Jane’s Addiction cover）

なお、同フェスは5月19日から22日まで開催されましたが、5月20日と21日のステージは激しい雷雨に見舞われ、ヘッドライナーのガンズ・アンド・ローゼズとコーンをはじめとする複数のライヴがキャンセルになりました。

ガンズのスラッシュは、次のようにツイートしています。
「今夜のキャンセルには非常にガッカリした。俺たちはこのショウを本当に楽しみにしていたが、天気はそうじゃなかったらしい。俺たち同様、大雨に見舞われた観客に同情するが、最悪だ。近い将来、また別の機会に！」

※海外における公演の多くにおいては、オーディエンスによる携帯での撮影、そしてその画像・動画のアップロードがアーティスト側にプロモーションの一環として了承・推奨されている場合が多いため、MUSIC LIFE CLUBではそういった情報も掲載しています。