ペリー・ファレル、ホーキンズ生前最後のヴォイス・メッセージ公開

ペリー・ファレルが、親友のテイラー・ホーキンズをビデオ・メッセージで追悼し、ホーキンズが亡くなる前日に送ってきたヴォイス・メッセージも公開しました。

生涯にわたりジェーンズ・アディクションのファンだったホーキンズは、80年代～90年代にバンドのライヴに何度も通い、ファレルと親しくなってからは、家族ぐるみの付き合いをしていました。

ファレルは、次のように語っています。
「親友のテイラー・ホーキンズが昨日亡くなりました。彼は、僕の妻と子供たち、そして我が家の犬にまで愛され、彼がうちに来た時は書斎で一緒に音楽を作り、彼の隣には愛犬のクラウドがいつも座っていました。彼は、僕がこれまで会った中で最も情熱的なドラマーの一人であり、ドラミングの力強さと速度を維持する才能がありました。僕の心には、彼のためにとっておいたスペースがたくさんあったのです。彼は本当にピュアな心の持ち主だったので、彼と友達になり、心の中に受け入れました。テイラーから携帯メールが届くたびに、彼が僕に聴かせるために書いた曲の断片が録音されていて、その数は “I love you” の言葉と同じくらいたくさんありました。僕がこの悲劇から抱く唯一の感覚は、テイラーが今、天国にいるということです。彼は僕らの声を聴いています。僕はこの先、テイラーが本当に愛してくれると思う音楽を作るつもりです」

その後ファレルは、ホーキンズと路上で「ボヘミアン・ラプソディ」を歌う映像をアップし、続いてファレルの妻エティが、ホーキンズが亡くなる前日に送ってきた生前最後のヴォイス・メッセージを公開しました。

テイラーは、「二人とも元気でね。俺も気を付けるよ。サンパウロで会おう。君たちを愛してる。よく寝てね」と語りかけ、このビデオはテイラーの声で終了しています。

3月23日のMLCニュースでお伝えしたように、ファレルは3月18日にロラパルーザ・チリでフー・ファイターズと共演し、ファイターズが出演予定だった3月27日のロラパルーザ・ブラジルで再び合流する計画を立てていました。