3月に来日が決定しているビョーク、発売中の最新作『フォソーラ』より「sorrowful soil」のビデオを公開

ビョークのニュー・アルバム『フォソーラ』はついに本日発売。それに合わせ同作よりタイトル・トラック「フォソーラ」が公開されました。また2023年3月には「コーニュコピア」と「オーケストラル」という2種類の公演での来日公演も決定しており、昨日のニュースではその様子を捉えた動画も公開されています(9月29日MLCニュース参照)。
〈以下、公式インフォメーションより〉

ビョークは最新アルバム『フォーソラ(fossora)』より、「sorrowful soil」のビデオを公開した。ヴィーダル・ロギ(Viðar Logi)が監督したこのビデオは、最近噴火したアイスランドのレイキャネス半島にあるファグラダルスフィヤル火山で彼女が歌う姿を映し出している。2021年まで6,000年間休火山だったこの山は、壮大な背景を演出している。「“sorrowful soil” は即興で書いた曲だ。アルバム『fossora』に収録される“sorrowful soil” と “ancestress” は、母の為に書かれた曲だ。“ancestress” はフューネラル・ミュージックに対する私の解釈で、その2年前に書かれた “sorrowful soil” は、よりラスト・チャプター(最終章)を映し出している。当時、私はハムラリッド(Hamrahlid)合唱団と仕事をしていて、彼らにふさわしい曲を提供したいと思っていた。この曲は通常の4声(ソプラノ、アルト、テナー、バス)ではなく9声で、合唱団は練習が必要だったが、彼らにはとても感謝しており、レコーディングでその全てを聴く事ができる。歌詞は弔辞を試みたもので、『ほとんどの女の子は400個の卵を持って生まれてきて、生涯で2〜3個の巣を作る』という事実のような生物学的データを祝いたかった。私の祖父が亡くなったとき、病院には、『親族が亡くなる前に愛する人とどのように話すか』をアドバイスするパンフレットがあった。それは、本当に一般的で普遍的で、すべての人が家族にやるべきリストを記していた。歌詞の最後の部分は、このアドバイスに従ったものだ」とビョークは語る。
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
TPLP1485CD1J[CD] ¥2,700+税
世界同時発売、解説/歌詞/対訳付

1. atopos
2. ovule
3. mycelia
4. sorrowful soil
5. ancestress
6. fagurt er í fjörðum
7. victimhood
8. allow
9. fungal city
10. trölla-gabba
11. freefall
12. fossora
13. her mother’s house

読み込み中.....

©️ Vidar Logi


※以下、ビョークのインスタグラム8月31日投稿より。画像は9月7日MLCニュースをご参照ください。

どのアルバムも常にフィーリングから始まり
それを音にしようとする
今回、
そのフィーリングはランディング(着陸)
(前作『Utopia』は雲の中の島で、エレメント・エアでベースが無かった)
地上に降り立ち、地面に足を踏み入れる

それは、私はどのように「今」を経験するか、ということにも織り込まれている
今回は70億人が一緒におこなった
家に巣を作り、隔離され、
一つの場所に長く滞在し、根を下ろした

私の新しいアルバム『fossora』は、このことをテーマとしている
この言葉は私が作ったものだ
fossore(掘る人、掘られる人、掘る人)の女性語だ
つまり、「掘る人」(地中)という意味だ

サウンド的には、低音、ヘヴィーなボトムエンドが重要だ
6本のバス・クラリネットとパンチの効いたサブウーファーを使った

bergur þórisson、heba kadry
side project、el guincho、hamrahlíð choir、soraya nayyar、clarinet sextet murmuri、siggi string quartet ensemble、emilie nicolas、serpentwithfeetに感謝する
そして最後に、sindriとdóa

ビジュアルはviðar logi、james merry、m/m、nick knight、andy huang、edda、isshehungry、tomi、sayaka、sunna、sara、heimirが制作した

そして、私の忠実で素晴らしいチーム、derek、rosamary、catherine、chiara、hilma、móa

─────────────

【来日公演決定】

二人のbjörk、二つのbjörk。

それは最新型のcornucopiaと古典的なorchestral。答えはあなたのお気に召すままに、as you like it.


ビョーク björk

●オーケストラル orchestral

björkの肉声と32人のオーケストラだけで構成され、スピリチュアルな空間を創りだす。まさにbjörkの原点がここに在る。

■東京
・日時:3月20日(月)
・会場:東京 ガーデンシアター
・時間:開場18時/開演19時
・料金:SS席¥18,000/S席¥14,000/A席¥12,000

■神戸
・日時:3月25日(土)
・会場:神戸ワールド記念ホール
・時間:開場17時/開演18時
・料金:SS席¥18,000/S席¥14,000/A席¥12,000

─────────────
●コーニュコピア cornucopia

Lucrecia MartelとBörkが監督し、James Merryを共同演出として迎え入れ制作された作品で、2019年春、NYのThe Shed で行われたワールドプレミア公演にてその幕を開けた。ステージデザイナーのChiara Stephenson が生み出す環境デザインの中にメディア アーティストTobias Gremmler が創作するデジタル・ヴィジュアル・デザインが映える。『NY』誌はこれを「街のステージを飾る最も素晴らしい光と音の展示」と呼び、『The New Yorker』誌は「ファンタジーを変遷するための武器」として表現したビョークを称賛した。Björk自身の音楽を今まで以上に深く掘り下げ追求したコーニュコピアが日本でも遂に披露される。

■東京
・日時:3月28日(火)、31日(金)
・会場:東京 ガーデンシアター
・時間:開場18時/開演19時
・料金:SS席¥25,000/S席¥21,000/A席¥19,000

●ご来場いただく皆さまへお願い
下記開催におけるガイドラインをご確認の上、お客さまへの当日のお願いごとをご
理解いただきました上で、チケットのお申し込みをお願いいたします。
〈新型コロナウイルス感染防止対策ガイドライン〉

公演公式ホームページ

・東京公演(orchestral/cornucopia)
主催:テレビ朝日/J-WAVE
Info:HOT STUFF(03-5720-9999)
SMASH(03-3444-6751)

・神戸公演(orchestral)
後援:FM 802/FM COCOLO
Info:KYODO(0570-200-888)
SMASH WEST(06-6535-5569)

商品詳細
ビョーク
『Medulla』


Amazon Music・MP3(2004/8/30)輸入盤
CD(2007/7/10)輸入盤
商品詳細
ビョーク
『Biophilia』


Amazon Music・MP3(2011/10/5)¥900
CD(2011/10/6)輸入盤
商品詳細
The Hamrahlid Choir
『Come And Be Joyful』


Amazon Music・MP3(2020/12/4)¥1,900
CD(2021/1/8)輸入盤
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