ファンタスティック・ネグリート、最新作の楽曲をアコースティック・スタイルで再構築した作品、国内盤もリリース

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

過去グラミー賞を3度受賞。コンテンポラリー・ブルースをリードするアーティスト、ファンタスティック・ネグリートが、グラミー賞にノミネートされた2022年の最新アルバム『ホワイト・ジーザス・ブラック・プロブレムズ』の楽曲を、アコースティック・スタイルで再構築。

●グラミーを三度受賞したシンンガー／ソングライター／ミュージシャン／活動家、ファンタスティック・ネグリート（Fantastic Negrito）ことイグザヴィア・ディーフレッパレーズ（Xavier Dphrepaulezz）は、4枚目のアルバム『ホワイト・ジーザス・ブラック・プロブレムズ』（『White Jesus Black Problems』）を2022年6月3日、自身のレーベル、ストアフロント・レコーズ（Storefront Records）よりリリースした。自らの祖先を調べ、そこからインスピレーションを受けたアルバム『ホワイト・ジーザス・ブラック・プロブレムズ』は、高い評価を獲得。収録曲「Oh Betty」は、第65回グラミー賞で「Best American Roots Performance」にノミネートされている。アルバムのリリース後、ファンタスティック・ネグリートは朝霧JAM出演の為に来日。単独公演もおこなった。当『グランドファーザー・カレッジ』（『Grandfather Courage』）は、『ホワイト・ジーザス・ブラック・プロブレムズ』の楽曲をアコースティック・スタイルで再構築したアルバムとなる。

●ファンタスティック・ネグリートことイグザヴィア・ディーフレッパレーズは、米カリフォルニア州オークランドの正統派イスラム教徒の家庭で育った。銃で襲われる等、死と隣り合わせの環境下、1993年にインタースコープ（Interscope）と契約。1995年にイグザヴィア名義でアルバム『The X Factor』をリリースするも、1999年、交通事故で瀕死の重傷となり、音楽活動から離れる。2014年、再びオークランドの路上で演奏を開始したイグザヴィア は、2015年にNPRの第1回「Tiny Desk Concert」で優勝。2016年にファンタスティック・ネグリート名義でのデビュー・アルバム『The Last Days of Oakland』をリリースし、第59回グラミー賞で最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバムを受賞した。その後も、2018年にセカンド・アルバム『Please Don't Be Dead』、2020年にサード・アルバム『Have You Lost Your Mind Yet?』とコンスタントにアルバムを発表。この2作もグラミー賞で最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバムを受賞し、3作連続でグラミー獲得という快挙を成し遂げた。2022年6月には目下の最新作となる4枚目のアルバム『ホワイト・ジーザス・ブラック・プロブレムズ』をリリース。現在、アルバム収録曲「Oh Betty」が、第65回グラミー賞で「Best American Roots Performance」にノミネートされている。また、ファンタスティック・ネグリートは、スタージル・シンプソン（Sturgill Simpson）からクリス・コーネル（Chris Cornell）までで、様々なアーティストとツアーし、ほぼすべての主要フェスティバルでプレイ。スティング（Sting）やE-40等とコラボレーションも行ない、自身のレーベル、ストアフロント・レコーズも設立した。更に、音楽以外にも、若者の教育と能力向上を目指す都市農場、レヴォリューション・プランテイション（Revolution Plantation）を創設している。

■More info：Big Nothing

ファンタスティック・ネグリート『グランドファーザー・カレッジ』
Fantastic Negrito／Grandfather Courage

ビッグ・ナッシング／ウルトラ・ヴァイヴ　FNGCCD01J［CD／国内流通仕様］
定価：未定　世界同時発売