オジー・オズボーン、ヨーロッパ・ツアーの中止とツアーからの引退を発表

オジーは、次の声明を発表しています。
「これは多分、俺が忠実なファンに伝えなければならない最も辛いことの一つだろう。ご存知の通り、4年前の今月、俺は大きな事故で脊椎を痛めた。

それ以来、俺の唯一の目標はステージに復帰することで、歌声に問題はなかった。だが、3回の手術、幹細胞治療、終わりのない理学療法を受けた後、最近では画期的なサイバニクス（HAL）治療を行なったが、身体的に弱いままだ。

ずっとチケットを手に辛抱強く待っていた皆に心から恐縮しているが、良心に恥じることなく、次のヨーロッパ／UKツアーを行なうことが体力的に不可能だと実感するに至った。ツアーの移動に耐えられないことが分かったからだ。信じてほしいのは、ファンをガッカリさせることが、キミたちの思う以上に、俺にとって最悪だということだ。

俺のツアーが、こんな形で終わるとは想像もしていなかった。俺のチームは今、俺が街から街へ、国から国へと移動せずにパフォーマンスできる方法を模索している。

俺の家族、バンド、クルー、長年の友人、ジューダス・プリースト、そして言うまでもなく、限りない献身と忠誠心、サポート、夢にも思わなかった人生を与えてくれたファンに感謝している。皆のことを愛しているよ」

オジーが2018年9月に発表したツアー「No More Tours 2」は、オジーの健康問題とパンデミックの影響で何度も再調整され（2020年2月18日MLCニュース参照）、昨年オジーは、2019年の転倒事故で負傷した首と脊椎の大手術を受けていました。また2020年には、以前からパーキンソン病を患っていたことを公表しています（2020年1月22日MLCニュース）。


2020年パーキンソン病を発表した時のABCニュースの映像。