ニール・ヤング、5年ぶりにスティーヴン・スティルスと共演

ニール・ヤングが４月22日、スティーヴン・スティルス夫妻が主催したイベント「Autism Speaks」のチャリティ・コンサート「Light Up the Blues 6」に出演し、5年ぶりにスティルスと共演しました。

ヤングはこの日、全11曲をパフォーマンスしており、そのうち4曲目の「Helpless」から11曲目の「Long May You Run」までスティルスが参加、長年ヤングのツアー・バンドだったルーカス・ネルソン＆プロミス・オブ・ザ・リアルがバック・バンドを務めました。

同コンサートには、ジョー・ウォルシュ、ウィリー・ネルソン、シャロン・ヴァン・エッテン、クリス・スティルス（スティーヴンの息子）も出演し、ジョー・ウォルシュは、ニールとスティーヴンが10曲目に共演したバッファロー・スプリングフィールドの「Mr. Soul」や、スティーヴンが披露した「Love the One You’re With」と「Helpless Hoping」にも参加しています。

また、スティーヴン・スティルスは、長年のバンド仲間だった故デヴィッド・クロスビー（1月20日MLCニュース）を追悼し、クロスビーがポール・カントナーと共作した「Wooden Ships」を息子のクリスとジェイムズ・レイモンド（クロスビーの息子）と共演しました。

なお、グラハム・ナッシュは出演しませんでしたが、ビデオ・メッセージで登場し、2013年に収録した「Guinnevere」のパフォーマンス映像と共にクロスビーを追悼しました。

「皆さん、こんにちは。デヴィッドは、ほぼ50年にわたり僕の親友でした。僕の人生に彼がいなくなり、本当に寂しくなります。毎日彼のことを思っています。デヴィッドと僕が、有名なトランぺッターのウィントン・マルサリスと〈Jazz at Lincoln Center〉でパフォーマンスした “Guinnevere” をお届けしますので、お楽しみください」