ホワイトスネイク『ザ・パープル・アルバム：スペシャル・ゴールド・エディション』10/13全世界同時発売！

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

ホワイトスネイク『ザ・パープル・アルバム：スペシャル・ゴールド・エディション』、10月13日に全世界同時発売！

デイヴィッド・カヴァデールが1973年にディープ・パープルに加入した時、彼は無名の21歳のシンガー・ソングライターだった。その後、彼はディープ・パープルのフロントマンとしてロックの殿堂入りを果たしたバンドと共に3枚の名作を発表し、その数年後には自ら主宰するバンド、ホワイトスネイクとして自らの音楽的旅路を歩み始め、時代を象徴するハード・ロック・バンドとしての確固たる地位を確立するとともに、ロック・ヴォーカリストの最高峰として知られる存在となっていった。

彼がディープ・パープルのメンバーとしてバンドに加入した1973年から50周年となる今年、ディープ・パープルという伝説的ロック・バンドでの3年間にわたる在籍期間に対して敬意を表し、そしてデイヴィッド・カヴァデールのキャリアの出発年から50年という記念すべきアニヴァーサリーを祝福すべく、ホワイトスネイク名義で彼が2015年に発表した『ザ・パープル・アルバム』が、新たな魅力をまとったスペシャル・ヴァージョン、『ザ・パープル・アルバム：スペシャル・ゴールド・エディション』となってリリースされることが明らかとなった。

10月13日に全世界同時発売されるこの『ザ・パープル・アルバム：スペシャル・ゴールド・エディション』には、2015年のオリジナル音源に新たなリミックスとリマスターを施し、新たな魅力と共に生まれ変わらせた全15曲の音源に加え、デイヴィッド・カヴァデールがディープ・パープルのフロントマンとしての座を獲得するきっかけとなった貴重なデモ音源を含む、多数の未発表音源やレア音源などが収録されている。日本盤でもリリースされる2枚組CD＋Blu-rayというデラックス・エディションに加え、輸入盤のみの発売として、アルバム『ザ・パープル・アルバム』の最新リミックス＆リマスター音源を収録したCDと2枚組ゴールド・アナログ盤という3形態でリリースされる今作は、本日より予約注文の受付が開始されている。また、同作から、「紫の炎」（原題「Burn」）の最新リミックス音源も現在公開されている。なお、2CD+Blu-rayエディションの日本盤はSHM-CD仕様となっており、Blu-rayに収録されているインタビュー映像には日本語字幕がついている他、日本盤限定特典として、ジャケット絵柄のステッカーが封入されることが決定している。

『ザ・パープル・アルバム：スペシャル・ゴールド・エディション』はこちらから。

デイヴィッド・カヴァデールは、ギタリストのレブ・ビーチ、ベーシストのマイケル・デヴィン、今作で初めてホワイトスネイクのアルバムに参加することとなったギタリストのジョエル・ホークストラ、そして1989年のホワイトスネイクのアルバム『スリップ・オブ・ザ・タング』以降しばらくバンドを離れ、今作で再びホワイトスネイクのスタジオ・アルバムに参加することとなったドラマーのトミー・アルドリッジというラインナップで、2015年にリリースされた『ザ・パープル・アルバム』をレコーディングしている。今作で、彼らはディープ・パープルの『紫の炎』（原題『Burn』）（1974年）、『嵐の使者』（原題『Stormbringer』）（1974年）、『カム・テイスト・ザ・バンド』（1975年）というデイヴィッド・カヴァデール在籍時に発表した名作の中から生まれた珠玉の名曲の数々や、「レイ・ダウン・ステイ・ダウン」や「嵐の女」（原題「Lady Double Dealer」）、「ユー・キープ・オン・ムーヴィング」といったファンのお気に入り楽曲を選曲し、ホワイトスネイク流にアレンジした楽曲を聴かせてくれている。

今回リリースされる『ザ・パープル・アルバム：スペシャル・ゴールド・エディション』の2CD／Blu-rayエディションには、オリジナル・アルバムの最新リミックス＆リマスター音源に加え、未発表音源となるアルバム収録曲のオルタネイト・ミックス音源6曲や、ザ・パープル・ツアー時のライヴ音源などが追加収録されており、Blu-rayには、「ジプシー」や「ミストゥリーテッド」などを含むザ・パープル・ツアーからのライヴ映像や、オフィシャルのミュージック・ビデオ、そしてデイヴィッド・カヴァデールによる楽曲解説映像や、2015年当時のアルバム制作時のビハインド・ザ・シーン映像などが収録されている（日本盤のBlu-rayは日本語字幕付き）。

さらにこの2CD／Blu-rayエディションには、デイヴィッド・カヴァデールがディープ・パープルの次期シンガーになることを望んでディープ・パープルに提出した4曲のデモ音源という、まさにロック史の秘宝ともいうべき貴重かつエキサイティングな未発表音源が収録されている。彼が当時加入していたバンド、ザ・ファブローサ・ブラザーズとともに1972年にレコーディングしていたオープンリール・テープが、彼の亡き母の遺品の中から偶然発見され、そのテープに収録されていた音源を大幅にレストアした音源が、今作に収録されているのだ。このテープについて、カヴァデールは本作に掲載されているライナーノーツにこう記している。「母がこのテープを持っていたなんて、全く知らなかったよ……、私にとって、母が亡くなって30年後に、彼女の私物が詰まったトランクを開けることができたのは、私にとって天国からの贈り物となったんだ」。さらに、今作には、カヴァデールがディープ・パープルの1974年のアルバム『嵐の使者』のための楽曲制作時にレコーディングしていたデモ音源もいくつか収録されている。