Pファンクのキーボーディスト、ダニエル・ベッドロジアンがバンド史を紹介する新刊11月発売

Pファンクの最古参キーボーディスト、ダニエル・ベッドロジアンの新刊書籍『The Authorized P-Funk Song Reference Official Canon of Parliament-Funkadelic, 1956-2023』が、11月15日にロウマン＆リトルフィールド社から発売されることになりました。

出版社によると、504ページにわたる本書には、50年代のザ・パーラメンツ発足から現在に至るまで、ベッドロジアンが30年にわたり調査したPファンクの全プロジェクト、アルバム、コラボレーション、楽曲の詳細、メンバーと曲の豆知識などがインタヴューや多数の貴重な写真と共に掲載されており、ファンにとって興味深い情報が満載とのこと。

アーティスト／グループ名でまとめられた曲の項目には、各曲の背景、レコーディング・プロセス、シングル・チャート、各曲のプレイヤーのリストも含まれているそうで、Pファンクの総師ジョージ・クリントンは、ベッドロジアンについて次のように語っています。

「20年以上もメンバーであるベッドロシアンは、グループ史で最も長くキーボーディストを務めている。彼は、Pファンクになんらかの形で足跡を残したアーティスト全員を探し出し、バンドの歴史を復元するという、一見不可能に思える仕事を見事にやり遂げた。彼は一度もショウを欠席したことがないから、一体いつこの本を書いたんだか、俺は今でも不思議だよ」

また、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーは、本書について次のようにコメントしています。

「この本は、Pファンクに感動しつつも、誰が何をしたのか当惑していた熱狂的ファンに、その謎を解明した。綿密な調査により、その秘密がPファンクのメンバーから直接明かされている」