クラウドファンディング「長岡秀星イラスト作品アーカイヴ・プロジェクト」、目標達成までもう一息! 返礼品にEW&F『I Am(黙示録)』イラスト使用のトートバックを追加

名盤のジャケットを飾った数々の作品を手がけたイラストレーター長岡秀星氏の、作品デジタル化クラウドファンディング・プロジェクトについては1月15日MLCニュース1月25日MLCニュースでお伝えしてまいりましたが、本日時点で目標額100万円の88%まで到達。締め切りまで残すところあと4日のみながら、新たな返礼品も追加してラストスパート! みなさま是非ご協力ください!
〈以下、公式インフォメーションより〉

長岡秀星イラスト作品アーカイブプロジェクト、クラウドファンディングの進捗につきましてご報告。

長岡秀星氏のクラウドファンディングですが、現時点で目標達成まで約80%まで到達いたしました。

「長岡秀星氏の貴重なイラスト作品を高精細デジタル処理で現代によみがえらせたい」

・目標額 100万円
・3月15日現在の達成額 79万1990円(残り20万8010円)

その後、メディア様においては、直近では宝島社様、西日本新聞様(YahooNews)でもご紹介をいただき、またそれらの記事に対して、SNSにて皆さんから共感のお言葉をいただいております。

・西日本新聞/Yahoo! JAPAN
アース・ウィンド&ファイアーのレコードジャケットなどで知られる故長岡秀星さんの作品群がデジタル化へ CFで資金募集
・田舎暮らしの本Web
長嶋茂雄プロデュース&小泉今日子『迷宮のアンドローラ』で話題となり、マクドナルド、NASAなどのビジュアルを手掛けた長崎県壱岐島発の国際的イラストレーター長岡秀星氏の貴重な作品を現代に!

そして先日ですが、EW&Fの大ヒット・アルバム『I Am(黙示録)』のイラストを使用したトートバックを返礼品に加えました。

準備に手間取り、この返礼品の投入は終了直前になりましたが、ファンにとってはかなり貴重な返礼品になっていると思います。ご覧ください。

【返礼品】I AMトートバッグのご紹介(EW&F "I AM" TOTE BAG)

さて、最終日まで残すところあと数日となり、目標達成まであと少しのところまできました。クラウドファンディングは最後の1週間が非常に重要な時期で、一番支援が集まりやすい時期と運営会社からは聞いています。何としても、このクラウドファンディングを達成させ、長岡先生の作品のデジタルアーカイブ化に取り組んでいきたいと考えております。
 
時間は残り少ないですが、諦めずに最後まで頑張りますので、引き続きご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
プロジェクト管理人:株式会社アフロ・矢澤

■クラウドファンディング概要
「巨匠、長岡秀星氏の貴重なイラスト作品を高精細デジタル処理で現代によみがえらせたい」


プロジェクト終了:2024/3/21 23時 59分
目標額:100万円、達成後は300万のストレッチゴールを目指します。

■クラウドファンディング達成で実現すること
・ご遺族が所有する約150点の原画作品の高精細(8K対応)デジタルデータ作成

将来の8K映像、高精細出力に対応するため、最高品質の複写、スキャニングを行ないます。また、キズ、汚れなどの傷みが激しい作品については、レタッチャーによる復元作業を行います。達成できた金額に応じてデータ化の点数も増やしていきます。

・当社サイトでの長岡氏の作品をアーカイヴし公開。
・ご遺族が所有していない作品の調査、およびアーカイブ化に向けた交渉作業。

現在、日本だけでも300点超の原画作品が存在していますが、過去に出版、広告等で使用され、各社で保管されている作品については把握できていません。それら所在の調査、確認、収集を進め、長岡作品の全体像の把握に努めます。そして長岡作品の唯一最大のデジタル・アーカイヴ構築を目指し準備を進めていきます。

■返礼品

クラウドファンディングにて支援金を皆様から賜るにあたり、今回データ化する作品の中から返礼品を作成し、提供させていただきます。カジュアルに長岡作品を楽しんでいただくトートバックから、自宅に飾っていただくファインプリントまで、多彩な返礼品を取り揃えています。

返礼品

返礼品3・右端「Time & Chance」
カルデラ『Time & Chance』(1978)
ジャズ/フュージョン・バンド、カルデラ『Time & Chance』(1978)で採用されたイラストのアザーカット(未使用カット)

■将来の目標、チャレンジ

今回のクラウドファンディングは、当プロジェクトの「はじめの一歩」です。 当クラウドファンディングが達成できた暁には、次の目標に向かってチャレンジしていきます。

・ご遺族が現在所有していない国内の原画作品の調査、ならびに現所有者との交渉により、約300点を目標として、当アーカイヴでの取り扱いを目指します。
・長岡秀星氏没後10年にあたる2025年に合わせ、上記作品全てを扱った過去最大の回顧展の実施を目指します。
・長岡氏が1990年代にライフワークとして温めてきたSFファンタジー作品「アナバシス」(未公開)の原画公表に向けての準備。さらに「アナバシス」の多メディア展開のための活動を行います。
・国内、海外のファン、アート好きに向けてのプロモーション活動を進めます。

上記の目標を通じて、長岡秀星氏の功績を広く国内外に伝え、末永く愛されるイラストレーターとなるようよう尽力していきます。

■長岡秀星氏プロフィール

長岡 秀星(ながおか しゅうせい、1936年11月26日 - 2015年6月23日)氏は、日本のイラストレーター・画家。宇宙やSFをイメージした作風。ミュージシャンのレコード・ジャケットのアートワークを多数手掛けたことで知られる。また面相筆とエアブラシを駆使して精巧に描き上げる技法でNASA、自動車会社、航空会社などナショナルクライアントのイラストも多数手がけ、国際的に活躍した。
■1936年、長崎市生まれ。終戦を長崎県壱岐市で迎える 幼少期から絵の才能に恵まれ、高校3年時には雑誌「中学生の友」の口絵に投稿、採用される
■1954年武蔵野美術学校(現、武蔵野美術大学)デザイン科に入学 。在学中からイラストレータとしての才能を発揮。多忙のため中退・独立する
■1950~60年代は日本国内でイラストレーター、デザイナーとして活動
■1970年、大阪万博にデザイナーとして参加
■1970年、渡米。カリフォルニアを拠点に活動。カーペンターズ、ELO、アース・ウインド&ファイアー等のミリオンセラーレコードを担当。東洋の神秘、宇宙、SF等をテーマとした幻想的な画風で一躍有名になる。
■1976年、『ローリングストーン』誌最優秀アルバムカバー賞
■1977年、国際イラストレーション展優秀賞を受賞
■1981年、新宿伊勢丹にて「長岡秀星展」開催、10万人を動員
■1981年、作品集『長岡秀星の世界』(日本放送出版協会)を出版
■1984年、絵物語『迷宮のアンドローラ』(集英社)を出版。イメージソングを小泉今日子さんがリリース
■1985年、作品集『長岡秀星の世界・PART2』(日本放送出版協会)を出版
■1985年、つくば科学万博、日本政府出展のテーマ館の映像表現を担当
■1990年、TBS宇宙特派員計画のための作品「宇宙賛歌」を制作、翌年、銀座三越にて「宇宙賛歌展」開催
■1991年、F1日本グランプリの公式ポスター「アイルトンセナ~栄光への軌跡」を制作
■1990年代には宇宙をテーマとしたSF絵物語の大作「アナバシス」に着手(未完)
■2004年、帰国
■2015年、逝去
■2016年、長崎県壱岐市で追悼展開催
■2020年、東京代官山で回顧展開催
■2021年、長崎県壱岐市で企画展開催
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