リトル・フィート、新作からボニー・レイット参加の「Long Distance Call」公開

新アルバムには、伝説的ブルースマンのマディ・ウォーターズ、リトル・ウォルター、ハウリン・ウルフらのカヴァー曲や、バンド唯一のオリジナル曲「Milkman」など全9曲が収録され、2019年に加入した新メンバーのスコット・シャラードとトニー・レオーネが初めて参加しています。また、長年ブルース・アルバムを夢見ていたパーカッショニストのサム・クレイトンが、初めて全曲でリード・ヴォーカルを務めました。

なお、ボニー・レイットは、リトル・フィート1973年のサード・アルバム『Dixie Chicken』を皮切りに、1974年のヒット・アルバム『Feats Don't Fail Me Now』（邦題『アメイジング！』）、1979年の『Down on the Farm』、1988年の『Let It Roll』などにバックヴォーカルで参加しており、今回のコラボについて次のように語っています。

「フィートのファンは皆、サム（・クレイトン）のことが大好きなのよ。今回、彼が中心となって、この素晴らしいブルースを歌う機会に恵まれて本当に嬉しいわ。私は彼と “Long Distance Call” を歌うのが大好きで、以前からお気に入り曲の一つでした。それに、今回はスコットがスライドギターを弾いているしね。『Sam’s Place』で私たちと過ごす時間を楽しんでいただけると思います！」