セリーヌ・ディオンのドキュメンタリー『I Am：Celine Dion』、トレーラー公開

セリーヌは数年前、難病の “スティッフパーソン症候群” という非常に稀な神経障害と診断され、回復に専念するため、ワールド・ツアー「Courage」をキャンセルしました（2022年12月9日、2023年5月30日MLCニュース）。

本作には、彼女の闘病生活の舞台裏がフィーチャーされ、彼女の人生を導いてきた音楽のみならず、人間の精神の回復力にも焦点を当てており、エミー賞を複数回受賞したアイリーン・テイラーが監督を務めました。

トレーラーには、セリーヌがパフォーマンスを続けるための苦労を涙ながらに打ち明ける場面があり、次のように語っています。

「毎日一生懸命取り組んでいますが、正直ずっと悪戦苦闘しています。ステージに戻りたいし、ファンの皆さんと会いたいです。もし走れなくなったら歩きます。歩けなくなったら這ってでも。私は諦めません」

なお、ツアー再開のメドは立っていませんが、セリーヌは今年2月、グラミー賞の授賞式に息子のレネ＝チャールズとサプライズで登場し、「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞」を受賞したテイラー・スウィフト（2月5日MLCニュース）のプレゼンターを務めました。

また5月11日には、ローリング・ストーンズのラスヴェガス公演を見に行ったそうで、セリーヌのインスタには、ミックと撮影した写真が掲載されています。