9/6〜19・東京/有楽町、ピーター・バラカンが選んだ音楽映画フェス【Peter Barakan's Music Film Festival 2024】開催

ピーター・バラカン氏主催の音楽映画フェス【Peter Barakan's Music Film Festival 2024】は今年も開催。ガーランド・ジェフリーズやボビー・チャールズはじめ興味深い作品ばかり。9月6日(金)〜19日(木)東京・有楽町の角川シネマ有楽町、みなさんぜひ足をお運びください。

〈以下、公式インフォメーションより〉
 
9月1日(金)〜9月21日(木)角川シネマ有楽町にて開催、
ピーター・バラカンが選んだ音楽映画フェスティヴァル

【Peter Barakan's Music Film Festival 2024】

9⽉6⽇(⾦)〜9⽉19⽇(⽊)⾓川シネマ有楽町にて開催、
上映作品決定のお知らせ。
 
今年4回⽬の開催となる、ブロードキャスター、ピーター・バラカンさんが選ぶ⾳楽映画フェスティヴァル【Peter Barakan's Music Film Festival】。注⽬作は映画祭で上映権利を取得し⽇本初公開になる6作品 現在97歳のフォーク、ブルーズ、ジャズを本格的に歌ってきた歌⼿バーバラ・デインのドキュメンタリー『七転⼋起の歌⼿ バーバラ・デイン』、ニューヨークで⽣まれ育ったガーランド・ジェフリーズについて奥さんが撮ったドキュメンタリー『ガーランド・ジェフリーズ ジャンル知らずの帝王』、50年以上の歴史を持つキング・クリムゾンについてのドキュメンタリー『キング・クリムゾンの世界』、第⼆次世界⼤戦後にヨーロッパで独⾃のジャズがあった背景を描いた『⾃分の道 欧州ジャズのゆくえ』、ザ・バンドとも関わりの深いボビー・チャールズについてのドキュメンタリー『ボビー・チャールズ 極楽の歌』、1940年代のアメリカで、MTV の先駆けともいうべき存在だったサウンディという名のミュージックヴィデオを集めた『サウンディーズ 元祖ミュージック・ヴィデオ!』。いずれも⽇本初の劇場公開です。

また新たに上映権利を取得したナチス・ドイツを逃れたアルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフという2⼈のユダヤ系ドイツ⼈によって1939年に創⽴された「ブルーノートレーベル」についての決定版ドキュメンタリー『ブルーノート モダン・ジャズの物語』も上映します。そして、9/6(⾦)より公開の『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』もプレミア上映が決定! 他にも近年公開され⼤反響を巻き起こした作品やなかなか上映機会の無い作品など、多彩な魅⼒や驚きに触れることのできる、⾳楽ファンも映画ファンも必⾒のラインナップになっております。上映スケジュールなど詳細は順次公式HP で発表予定。ぜひ楽しみに、お待ちいただけますと幸いです。

◆ ピーター・バラカンさんのコメント ◆
早くも4年⽬の⾳楽映画祭。もう⾃分の(⾼齢の)頭の中では恒例の催し物になりつつあります。今年も様々なジャンルと地域の⾳楽を扱った新旧の作品が集まりました。ロック、フォーク、ジャズ、ジャンプ・ブルーズなどのR&B、フラメンコ、世界の⺠族⾳楽、インド、ルイジアナ名物ボビー・チャールズのドキュメンタリーまであります。ぜひ開催中の2週間の間に有楽町に⾜を運んでいただければと思います。以前上映した映画のアンコールのリクエストをいただくことが少なくないですが、権利が切れたなどの理由で上映できないことが多く、チャンスがあるうちにぜひ⾒てください。地⽅での上映も歓迎します。作品によって上映スタイルの融通が利くものもあるので、稚内でも与那国でも(もっと近くでもいいですよ!)少⼈数の上映会の希望もご遠慮なくお伝えください。⾳楽と映画を皆に!
【映画祭詳細】

Peter Barakanʼs Music Film Festival 2023

・日時:2024年9月6日(金)〜9月19日(木)
・会場:角川シネマ有楽町(ビックカメラ有楽町8階)
・料金:一般/2,000円、シニア/1,300円、大学生/1,500円、水曜サービスデー・日曜最終回/1,300円、TCGメンバーズカード割引/【土・日・月・金曜】1,400円、【火・木曜】1,200円
・主催:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム、VALERIA
・配給:コピアポア・フィルム  宣伝: VALERIA
・協力・ディスクユニオン
公式 HP
・公式 Twitter:@barakansmff

●『七転⼋起の歌⼿ バーバラ・デイン』

✽日本初上映!✽

The 9 Lives of Barbara Dane

2023年/104分/アメリカ
監督:モウリーン・ゴスリング
出演:バーバラ・デイン、ボニー・レイト、ジェイン・フォンダ、ルイ・アームストロング

1950年代からフォーク、ブルーズ、ジャズを本格的に歌いながら様々な社会活動も続けてきたバーバラ・デインは現在97歳です。ルイ・アームストロングからもボブ・ディランからも絶賛された彼⼥の妥協のないユニークな⼈⽣を追った素晴らしいドキュメンタリーです。

●『ガーランド・ジェフリーズ ジャンル知らずの帝王』

✽日本初上映!✽

Garland Jeffreys: The King Of In Between

2023年/70分/アメリカ
監督:クレア・ジェフリーズ
出演:ガーランド・ジェフリーズ、ローリー・アンダスン、 ブルース・スプリングスティーン、ハーヴェイ・カイテル

ニューヨークのブルックリンで⽣まれ育ったガーランド・ジェフリーズはジャンルにこだわるアメリカのメディアでは捉えきれない、⾳楽的に幅の広いシンガー・ソングライターです。最近引退を表明した80 歳の彼のことをブルース・スプリングスティーンからローリー・アンダスンまで多くのミュージシャンが語ります。

●『キング・クリムゾンの世界』

✽日本初上映!✽

In The Court Of The Crimson King: King Crimson at 50

2022年 /86分 / イギリス
監督:トービー・エイミス
出演:ロバート・フィリップ、ビル・リーフリン、ビル・ブルーフォード、イアン・マクドナルド

50年以上の歴史を持つキング・クリムゾンはロバート・フリップを除けば夥しい数のミュージシャンが出⼊りしてきたバンドです。このドキュメンタリーで最新ライン・アップの活動を追いながらも、⾳楽のことよりもこれまでの様々なメンバーのインタヴューで⼈間関係を描いています。キング・クリムゾンのファンとは⾔えないぼくもとても興味深かったです。

●『⾃分の道 欧州ジャズのゆくえ』

✽日本初上映!✽

Play Your Own Thing - Jazz in Europe

2006年/88分/ドイツ
監督:ユリアン・ベネディクト
出演:アリルド・アンデルセン、ゲオルグ・バゼリッツ、ジャンゴ・ベイツ、ステファノ・ボラーニ

ユリアン・ベネディクトによる2006年のドキュメンタリーです。第⼆次⼤戦後のヨーロッパで、アメリカの様々なジャズの影響を受けながら各地で独⾃のジャズ表現が⽣まれてきたプロセスを分かりやすく紹介しています。スウェーデンのボボ・ステンソン、ノルウェイのヤン・ガルバレク、ドイツのヨアヒム・クーンをはじめ、ヨーロピアン・ジャズを確⽴するのに⼤きな役割を果たしたミュージシャンが次々と登場します。中には⼀般的な知名度は⾼くないものの、これを⾒ればもっともっと聞きたくなります。

●『ボビー・チャールズ 極楽の歌』

✽日本初上映!✽

In a Good Place Now: The Life & Music of Bobby Charles

2024年/86分/アメリカ
監督:ディヴィッド・デュボス
出演:ドクター・ジョン、アラン・トゥーサント、クラレンス・“フロッグマン”・ヘンリー、デルバート・マクリントン

1972年に知られざる傑作アルバムを作ったボビー・チャールズはルイジアナ州南⻄部の⽥舎で⽣まれ育ったソングライターでした。1950年代にロックンロールの⼤ヒット曲「See You Later Alligator」の作者でもある彼は歌⼿としても素晴らしい才能を持っていたのに、極めてシャイな性格で脚光を避けていました。⽇本には意外に多い彼のファンの⼀⼈としてこのドキュメンタリーをぜひ多くの⾳楽ファンに⾒ていただきたいです。

●『サウンディーズ 元祖ミュージック・ヴィデオ!』

Soundies ✽日本初上映!✽

出演:デューク・エリントン、ナット・キング・コール、ファッツ・ウォラー、ルイ・ジョーダン

1940年代のアメリカで、MTV の先駆けともいうべき存在だったのがサウンディという名の映像ジューク・ボックスのような代物でした。有名無名、記録が残っている様々なサウンディは⽟⽯混交なのですが、その中からデューク・エリントン、ナット・キング・コール、ファッツ・ウォラー、ルイ・ジョーダンなどゴキゲンな作品を30 曲集めました。このフェスならではの企画です!

●『BLUE NOTE ハート・オブ・モダン・ジャズ』

Blue Note - A Story Of Modern Jazz ✽映画祭で新たに権利取得作品✽

1997年/95分/ドイツ
監督:ユリアン・ベネディクト
出演:フレディ・ハバード、ギル・メレ、ハービー・ハンコック、ホレス・シルヴァー

今や伝説のブルー・ノート・レコードはナチス・ドイツを逃れたアルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフという2⼈のユダヤ系ドイツ⼈によって1939 年に創⽴されたレーベルです。多くの名作を⽣んだ彼らの物語は普遍的な魅⼒を持っています。ユリアン・ベネディクトが1996 年に制作したドキュメンタリーです。セローニアス・マンクやサニー・ロリンズからカサンドラ・ウィルスンや⼤⻄順⼦まで⾊々な時代のミュージシャンが多数登場します。
✽プレミア上映!✽
『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』

●関連ニュース
MOVIE|MUSIC 2024.07.18
映画『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』9月公開

✽本映画祭初上映!✽
『LISTEN.』『コンサート・フォー・ジョージ』『シド・バレット 独りぼっちの狂気』『フラメンコの魔性と神秘』『エリック・クラプトン ライブ・イン・サンディエゴ〜伝説の⼀夜』『LONDON CALLING/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー』『Monterey Pop モンタレー・ポップ』『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』

✽その他アンコール上映✽
『響け!情熱のムリダンガム』『アメリカン・ユートピア』『ブリティッシュ・ロック誕⽣の地下室』『バビロン』『ルーツを掘る - アーフーリー・レコード物語』
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