デヴィッド・ボウイ、明日の命日より公開となるドキュメンタリー『幻想と素顔の狭間で』、各地でトークショウ開催

デヴィッド・ボウイの新たなドキュメンタリー映画作品として、11月13日MLCニュースでお伝えした『デヴィッド・ボウイ 幻想と素顔の狭間で』は、彼の命日となる明日から全国で公開。それにあたり各地でトークショウが予定されており、名古屋と大阪ではMLCではおなじみ朝日順子さん(本作字幕監修とパンフにも寄稿)が登場。お近くの方は是非足をお運びください。
ドキュメンタリー『デヴィッド・ボウイ 幻想と素顔の狭間で』

デヴィッド・ボウイの命日・1月10日に緊急公開が決定!
グラムロックの「革命児」から世界の「大スター」へ:序章

『デヴィッド・ボウイ 幻想と素顔の狭間で』アフタートーク

●名古屋・ミッドランドスクエア シネマ
【日時】1月10日(金)13:40の回(上映終了後 トークショー開催)

●大阪・テアトル梅田(旧シネ・リーブル梅田)
【日時】1月10日(金)18:00の回 上映後イベント(19:05~19:35 予定)

【登壇者(予定)】
朝日順子さん(音楽ライター・本作字幕監修)・犬伏功 さん(音楽ライター)
MC:汐月しゅう さん

この他、11日(土)以降もサエキけんぞう(作詞家・アーティスト)、川原伸司(音楽プロデューサー・作曲家)出演のイベントが各地で予定されています。詳しくは作品の公式Xをご覧ください。

〈以下、公式インフォメーションより〉

2016年1月、肝癌により69歳で死去したデヴィッド・ボウイ。その2日前の誕生日にアルバム『ブラックスター(★)』をリリース、グラミー賞5部門を受賞するなど最後まで創作意欲を失わなかった伝説のロックスターの初期の時代を回想する。60年代後半、ボウイはグラム・ロックの先駆者として注目を集め、2枚目のアルバム『スペイス・オディティ』が大ヒット。その奇抜なファッションとパフォーマンスで世界を席巻していく。

本作では、BBCのプロデューサーのジェフ・グリフィンらがボウイがいかにしてスターダムに上り詰めていったかを語るほか、バックバンドの「スパイダーズ・フロム・マーズ」として、ボウイと一つの家に住み、ボウイのアルバム制作やツアーに参加したハービー・フラワーズ、ウッディ・ウッドマンゼイが、制作秘話や解散までを証言。なかでもボウイとともにグラムロック文化とファッション・スタイルを築いていき、「5人目のバンドメンバー」と言われる、元妻でプロモーターのアンジーが語るボウイとの出会い、ボウイの実像、ヒットの舞台裏は興味深い。

親日家として知られるボウイが日本の衣装やメイクに興味を持ち、それをファッションにどう加えていったかも語られる。加えて、オフショット写真、初期のライヴ映像や写真など、グラム・ロック時代のボウイの変遷を辿る資料も多数収録。ウッドマンゼイが「ゴールに着いた時よりゴールを目指す時間の方が幸せ」と話す、デヴィッド・ボウイが、グラム・ロックの「革命児」から世界の「大スター」へと駆け上るまでを、共に過ごした当時の仲間たちが語る、光と陰のストーリー。

この度、1月10日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開されることが決定し、ポスタービジュアルが届いた。
【ストーリー】

音楽史における最も革新的で影響力のあるアーティストの一人、デヴィッド・ボウイ。後に妻となるアンジーは、当時、マーキュリー・レコーズの大学生のインターンながら、ボウイとの契約を命じられ、見事締結。舞台衣装からボウイの見せ方まで全てを仕切る。エレキギターのティム・レンウィックは、「ボウイをロック・スターにしようなんて誰も考えていなかった」という当初から、生の会場で熱い公演をする自信がなかったボウイをサポート。ドラムのウッディ・ウッドマンゼイらは、ボウイの個性的で感傷的な特別な曲を聴き、「僕たちの仕事はこれをロック風に演奏すること」と最高のアレンジを施した。

演劇的なバックグラウンドを持つボウイは1972年には『ジギー・スターダスト』をリリース、架空のロック・スター「ジギー」となり、ステージでの奇抜な衣装やメイク、パフォーマンスによってファンの間で神格化されていった。当初200人の動員だったボストンで、宣伝ツアー終盤には20,000人を動員。しかし、実際にレコードが売れ始めるまでには2年位遅れがあった。

そんな矢先、ベースのトレヴァー・ボルダーが「いまだに納得いかない」というアルバムをボウイが制作し、ボウイは1973年7月3日のイギリスでの最終公演を最後に「ジギー」終焉を宣言。デヴィッド・ボウイを初期から支えていたバックバンド「スパイダーズ・フロム・マーズ」も解散させられてしまい……。
・監督:The Creative Picture Company
・出演:デヴィッド・ボウイ、スパイダーズ・フロム・マーズ(以上、アーカイヴ)、トレヴァー・ボルダー、ウッディ・ウッドマンゼイ、アンジー・ボウイ、ティム・レンウィック、ハービー・フラワーズ、ジェフ・グリフィン

2007年/イギリス/60分/カラー/1.85:1/ステレオ/英語
・原題: “David Bowie:Up Close and Personal”
・字幕監修:朝日順子
・配給:NEGA ©SHORELINE ENTERTAINMENT

公式サイト
公式 X
公式 Facebook
1月10日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、
池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
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