フー・ファイターズ、10月に日本で2公演開催

なお、2023年から故テイラー・ホーキンスの後任ドラマーを務めていたジョス・フリーズ（2023年5月23日MLCニュース）が先週末、自身のSNSでバンドを解雇されたことを発表しました。

「フー・ファイターズから月曜日の夜に電話があり、『ドラマーとは別の方向に進むことにした』と知らされました。理由は聞かされていません。とにかく、この2年間、ステージ上でもステージ外でも、彼らと過ごした時間は楽しかったし、彼らがバンドにとって最善だと思うことは何でも支持します。

プロのドラマーとして40年間活動してきましたが、バンドから解雇されたことは一度もありません。ですから、怒りは感じてないものの、少しショックを受けてがっかりしています。でも、皆さんご存知の通り、私はずっとフリーランスで活動し、バンドを渡り歩いてきたので、大丈夫です。

 “ジョシュがフー・ファイターズを解雇された10の考えられる理由” リストをお楽しみに」

それから3日後、ジョシュはその“10の理由”を皮肉と冗談を交えて発表しました。

10）ツアー中、1週間ずっと「My Hero」を口笛で吹いていた
9）FUGAZIの曲を1曲しか挙げられない
8）二言：ポリリズム（複数の楽器が異なるリズムで同時演奏されること）
7）メトロノームのような正確なドラム演奏は「魂がない」と見なされた
6）リハーサルは毎回20分のカウベル・サウンドバスで始まることを要求した
5）一度もヒゲを生やそうとしなかった
4）水星が逆行したためスタジオに来なかった
3）ヌードルズ（オフスプリングのギタリスト）に4人目のギタリストになれると約束した
2）毎回ライヴの後にウィジャボードとヌンチャクが保証されない限り演奏を拒否した
1）プードルの件は度が過ぎた（フリーズはプードルの愛犬家）

フリーズは在籍していた2年間、ファイターズとレコーディングしたことはありませんでしたが、ホーキンズの没後にバンドが発表した2023年のアルバム『But Here We Are』のサポート・ツアーに参加していました（2023年5月26日MLCニュース）。

ファイターズは、2025年の初公演を10月4日の「シンガポールF１グランプリ」で開催する予定ですが、後任ドラマーはまだ発表されていません。