ジミー・ペイジ＆ブラック・クロウズ、『Live At The Greek』について語るショートフィルム公開

この映像作品は、バーバラ・マクドノーが監督、リック・バラードが編集を手掛け、新たな独占インタヴューに加え、未公開映像もフィーチャーされており、1999年10月のグリーク・シアター公演を実現させた精神と友情を捉え、ロックンロールのエネルギー、創造性、コラボレーションの軌跡を記念するものです。

映像の中で、リッチ・ロビンソンは、ブラック・クロウズがロバート・プラントとツアーを行なった数年後、プラントを通じてペイジに紹介された時のことを回想し、次のように語っています。

「ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで数日間公演していた時、ロバートが『ジミーを連れて行ってもいい？』って訊いてきたから、俺たちは『もちろんだよ！　ジミーに是非会いたい！』って言ったんだ。それですぐに意気投合したんだ」

ペイジは、次のように続けています。

「ブラック・クロウズに会えて本当に良かったよ。実のところ、彼らのレコーディング作品を高く評価してたからね。彼らは間違いなく僕と同派で、自分たちのルーツを明確に理解し、承知していたバンドだった。だから、僕としてはすでに絆があったんだ」

「僕からすれば本当に信じられない体験だった。僕にとってのレッド・ツェッペリンになるとは思わなかったけど、これは同等だったし、次善の策とは言わないけど、完全に同等だった。ギターパートの全てが強化されていて、それ以上のものがあったし、僕は彼らの曲も演奏して、最高に楽しい時間を過ごしたよ」

なお、2000年のライヴ・アルバムには、ペイジとクロウズが1999年10月にロサンゼルスのグリーク・シアターで行なった2公演から録音したライヴ音源が収録されていますが、契約上の問題により、クロウズが演奏した「Remedy」「Wiser Time」「No Speak, No Slave」や、オーティス・レディングのカヴァー「Hard To Handle」などは含まれていませんでした。

しかしながら、3月に発売された25周年記念エディションのボックスセット（6LP／3CD）には、新たにリミックス／リマスターされた全36曲が収録され、そのうち16曲はオリジナル・アルバムに収録されていない未発表音源です。

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