アイドルズ、映画『Caught Stealing』に提供した「Rabbit Run」のリリック・ビデオ公開

プレスリリースによると、「Rabbit Run」は、恐怖に正面から立ち向かうという映画のテーマを反映しており、アイドルズはこの映画に同曲を含むオリジナルの4曲を提供し、ロブ・シモンセン（映画『ザ・ホエール』『デッドプール＆ウルヴァリン』）が作曲した同映画のフル・スコアもレコーディングしたとのこと。サウンドトラックは8月29日にデジタル配信され、アナログ盤の予約注文も同日可能となります。
 
アロノフスキー監督は、映画に彩りを添える90年代ニューヨークのパンク・シーンのエネルギーを捉えるためにアイドルズを起用したそうで、次のように語っています。
 
「『Caught Stealing』を楽しさのジェットコースターに仕立て、パンクの感性を軸に映画を盛り上げたいと思いました。バンドが映画音楽の演奏を任されたことは、これまでほとんどなかったと思います。アイドルズ以上にコラボレーションに適したバンドはないでしょう。スクリーンに穴を開けるような彼らの演奏を見るのは、まさに夢のようでした」

アイドルズとアロノフスキー（『レクイエム・フォー・ドリーム』『レスラー』『ブラック・スワン』）は、互いの作品への深い敬意によって結ばれ、すぐにクリエイティブな絆を構築した。アロノフスキーは『Caught Stealing』の制作に着手した際、映画のサウンド・アイデンティティを形作るために、自身のお気に入りのバンドに着目。アイドルズとアロノフスキー、シモンセンは、互いの得意分野を押し引きしながら、作品全体をより高みへと押し上げる、他に類を見ない爽快なコラボレーションを実現した。アイドルズの多くの名曲と同様に、リード・トラック「Rabbit Run」は、パニックに陥りながらも反抗的な結末を迎える、無駄のない、不安に満ちたパンク・リッパーだ。ミニマルでモータリックなドラムと歪んだギターが響くこの曲は、恐怖に正面から立ち向かうという映画のテーマを反映している。アイドルズのフロントマン、　ジョー・タルボット（Joe Talbot）は、追われる男のように突き進み、そして踵を返し、炎の中へと突き進む。

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【『Caught Stealing』サウンドトラックの曲目】

1. 6th and A
2. Doom
3. Kim’s Video
4. Tompkins Square Park
5. 5th Floor Walk Up
6. Walk/Don’t Walk
7. Loisaida
8. Cheerleader
9. Coper
10. Flushing, Queens
11. Police & Thieves
12. Bay 15
13. Blessings and Successes
14. Alphabet City
15. Under the EL
16. Rabbit Run