アイドルズ、ダーレン・アロノフスキー監督による新作映画『コート・スティーリング』サウンドトラックより3曲のリミックスをリリース

監督ダーレン・アロノフスキー（『レクイエム・フォー・ドリーム』『ブラック・スワン』）で、主演は映画『エルヴィス』でプレスリー本人を演じたオースティン・バトラーによる映画『コート・スティーリング』は日本でも1月9日公開。「予測不能＆収拾不能！　カオスが嵐を呼ぶ、アクション・クライム・ムービー」の触れ込みの本作のサウンドトラックにアイドルズが楽曲を提供したことは8月4日MLCニュースでお伝えしましたが、彼らはこのサントラ盤のためにカヴァー含む5曲とフィルム・スコアの全曲を担当。この度提供したオリジナル楽曲のうち3曲のリミックスをリリースしました。リミックスの顔ぶれもまた豪華。まずは映画の予告編をご覧ください。背後に流れるのはザ・クラッシュ「ステイ・オア・ゴー」です。

JP ＜マフィアもネコも、バッチこい。＞映画『コート・スティーリング』2026年1月9日(金)緊急公開決定

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

鬼才ダーレン・アロノフスキー（『レクイエム・フォー・ドリーム』『レスラー』『ブラック・スワン』）監督／オースティン・バトラー＆ゾーイ・クラヴィッツ主演、映画『コート・スティーリング』のサウンドトラックより、収録曲のリップ・クリティック（Lip Critic）、インターポール（Interpol）、ニック・ジナー（Nick Zinner：Yeah Yeah Yeahs）によるリミックスをリリース。

ダーレン・アロノフスキー（Darren Aronofsky）監督の絶賛された新作映画『コート・スティーリング』（原題『Caught Stealing』）が先週金曜日にNetflixで配信開始されたことを記念し、アイドルズ（IDLES）は同映画のサウンドトラックに収録されたオリジナル楽曲のリミックス3曲を公開した。リップ・クリティックは映画のオープニングを飾る「Doom」を、インターポールとヤー・ヤー・ヤーズのニック・ジナーは、激しいチェイス・シーンを巻き起こす「Rabbit Run」をそれぞれ独自のアレンジでカヴァーしている。「オリジナル・ミックスのダイナミックで壮大なサウンドにすっかり魅了され、長い間、繰り返し聴いていた。手に汗握るジェットコースターのような体験だった」とインターポールのサム・フォガリーノ（Sam Fogarino）は、このリミックスについて述べている。

●IDLES - Rabbit Run (Nick Zinner Remix) [Official Audio]

●IDLES - Doom (Lip Critic Remix) [Official Audio]

●IDLES - Rabbit Run (Interpol Remix) [Official Audio]

『コート・スティーリング』のオリジナル・サウンドトラックは、プロトゾア／パルチザン・レコーズ（Protozoa／Partisan Records）よりデジタル配信中だ。グラミー賞ノミネート歴もあるイギリスのバンド、アイドルズは、この犯罪サスペンス映画のサウンドトラックにオリジナル曲4曲を提供したほか、ロブ・シモンセン（Rob Simonsen『The Whale』『Deadpool』『Wolverine』）が作曲したフィルム・スコアの全曲をレコーディングした。さらに、ジュニア・マーヴィン（Junior Marvin）の「Police and Thieves」（ザ・クラッシュ〈The Clash〉が1977年のデビュー・アルバムでカヴァーしたことでも有名）の印象的なカヴァーも収録されている。CD／LPは12月19日発売。

【リリース情報】2025.12.19 ON SALE［世界同時発売］

アイドルズ『コート・スティーリング（オリジナル・モーション・ピクチャー・サウンドトラック）』
IDLES／Caught Stealing（The Original Motion Picture Soundtrack）

ビッグ・ナッシング／ウルトラ・ヴァイヴ
PTSN3065-2J［CD／国内流通仕様］
・定価：未定
・その他：世界同時発売

商品詳細
IDLES & Rob Simonsen
『Caught Stealing（The Original Motion Picture Soundtrack）』

・Amazon Music（DEC 02 2025）［Extended Remix Edition］
・Amazon（2025/12/19）¥2,778［CD］

1. 6th and A
2. Doom
3. Kim's Video
4. Tompkins Square Park
5. 5th Floor Walk Up
6. Walk/Don't Walk
7. Loisaida
8. Cheerleader
9. Coper
10. Flushing, Queens
11. Police & Thieves
12. Bay 15
13. Blessings and Successes
14. Alphabet City
15. Under the EL
16. Rabbit Run

商品詳細
IDLES
「Rabbit Run (From the "Caught Stealing" Original Motion Picture Soundtrack)」

Amazon Music（JUL 30 2025）

●IDLES - Rabbit Run (Official Lyric Video)

●IDLES - Cheerleader (Official Audio)

アイドルズと、高く評価されているダーレン・アロノフスキー（『レクイエム・フォー・ドリーム』『レスラー』『ブラック・スワン』）は、互いの作品への深い敬意によって結ばれ、瞬く間にクリエイティヴな絆を構築した。アロノフスキーは最新作『ダーレン・アロノフスキー』（オースティン・バトラー〈Austin Butler〉と＆ゾーイ・クラヴィッツ〈Zoë Kravitz〉が主演）の制作に着手した際、自らのお気に入りのバンドであるアイドルズに映画のサウンド・アイデンティティを託した。映画全体に漂う1990年代のニューヨークのパンク・シーンの荒々しいエネルギーからインスピレーションを得たアイドルズは、4曲のオリジナル曲と「Police & Thieves」の印象的なカヴァーを提供。また、ロブ・シモンセン（Rob Simonsen『デッドプール＆ウルヴァリン／Deadpool & Wolverine』『ザ・ホエール／The Whale』『フォックスキャッチャー／Foxcatcher』）が作曲したフィルム・スコアの全曲もレコーディングした。

【IDLES／アイドルズ】

アイドルズ（IDLES）は英ブリストルで結成されたポスト・パンク・バンドだ。メンバーはジョー・タルボット（Joe Talbot：vocals）、アダム・デヴォンシャー（Adam Devonshire：bass）、マーク・ボーウェン（Mark Bowen：guitars）、リー・キーナン（Lee Kiernan：guitars）、ジョン・ビーヴィス（Jon Beavis：drums）の5人で、2017年にデビュー・アルバム『Brutalism』をリリース。アルバムは高い評価を獲得し、バンドはザ・マッカビーズ（The Maccabees）やフー・ファイターズ（Foo Fighters）のサポートもおこなった。2018年にはセカンド・アルバム『Joy As An Act Of Resistance』をリリース。アルバムはUKチャートの5位を記録し、主要なメディアの大半はアルバムを同年の年間ベスト・アルバムの上位に選出。アイヴァー・ノヴェロ・アワードでベスト・アルバムを獲得し、マーキュリー・プライズにもノミネートされた。また、バンドはブリット・アワードのブレイクスルー・アーティストにもノミネートされた。2020年にはサード・アルバム『Ultra Mono』をリリースし、UKチャートの1位を獲得。2021年には、ケニー・ビーツ（Kenny Beats：Denzel Curry、Vince Staples、Benee）とバンドのギタリスト、マーク・ボーウェンの共同プロデュースによるフォース・アルバム『Crawler』をリリース。第65回グラミー賞で「Best Rock Album」と「Best Rock Performance」にノミネートされた。2024年2⽉にリリースされた目下の最新作『TANGK』も、全英チャートで1位を獲得した。

■More info：Big Nothing