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レディオヘッドのエド・オブライエン、新作『Blue Morpho』を5月22日リリース。2027年以降のライヴ活動についても発言
一か所で複数公演を行なうに際し、レディオヘッドは「バスキング(即興的)アプローチ」でセットリストを組むことにし、彼らの持ち曲の膨大なカタログから「70曲程度に」絞り込んだ上、彼らがその場その場で希望する「どんな順番でも」プレイできる状態でツアーに臨みました。また、このツアーで彼らは全公演で、会場の真ん中にステージをしつらえ、360℃全方位を観客に囲まれてプレイするという形を取りました。全公演のセットリストはこちらで見られます。
トム・ヨークとその仲間たちは以前、こう語っていました。「(ライヴ日程は)今はこれだけにしておくけど、ここから先どんなことになるのかは誰にも分からないよ」
そして、先頃行なわれたローリング・ストーン誌のインタヴューで、オブライエンはレディオヘッドが近い将来もっと多くのショウをプレイすることを請け合い、また彼らの今後のツアーの実施方針について、更なる詳細を明かしました。
「僕らがやろうとしてるのは、毎年違う大陸を回って、年間20本限定でショウをプレイするってことなんだ。それ以上でも以下でもなくね」と語った彼は、この2026年中においてはレディオヘッドとしての活動は行なわれないと言い、2027年に再びライヴのために始動すると明言しました。「今年はバンドとしては何もやらないけど、来年は必ず何かやるよ」
毎年のツアーをひとつの大陸、しかも20公演に限定する理由について、彼はこう説明しました。「僕らは毎晩確実に、完全にそのライヴに全力投球したいんだよ。ただ惰性でこなしてしまえばいいと思ったことは一度もないし、かと言ってガス欠でもひたすら走り続けなきゃならないような状態に追い込まれることは本意じゃない。僕ら全員が間違いなく全力を尽くせるコンディションを維持したいんだ。で、分かるだろ? 僕らみんな、もう若くはないんだよ」
オブライエンは2018年のツアー終盤、自身がどれほど「もうレディオヘッドなんか辞めてしまおう」と感じていたかを振り返ります。「とにかくどうやっても楽しめないってところまで到達してしまっていたんだよ。もう自分の中に、バンドに対して共鳴するものがなくなってしまって、何か自分のやりたいことをやりたいと思うようになって…多分あの時僕らは行き止まりに来ていたんだと思う。インスピレーションが枯渇していたんだ」
「他のメンバーたちがツアーをやりたいって言ってた時、僕は正直やりたいとは思ってなくて、それは彼らも気づいてたんだ。だけど僕は何とかやり通したし、やり通せて良かったと思う。最後まで自分でちゃんと見届けることができたことがね」
しかしながら、長い活動休止期間を経て2024年にバンドが再集結し、リハーサルを開始した時、彼は自分の気持ちの変化に気づいたと言います。「始めた時点で、そこにケミストリーが存在するのが分かったんだ。多分僕らはずっと知っていたんだと思う、もし僕らの間に正しい愛があれば、全てはそこから自然に溢れてくるものなんだって」
レディオヘッドはギタリストのジョニー・グリーンウッドが先日、作曲家のシャイ・ベン・ツール(Shye Ben Tzur)とザ・ラジャスタン・エクスプレスとの共同プロジェクト “Ranjha” を発表したばかりですが、オブライエンも自信の新作リリースを控えており、年内いっぱいはそのプロモーションで忙しくしているとのことです。アルバムの詳細は下記のメイカー・インフォメーションをご覧ください。
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〈以下、メイカー・インフォメーションより〉
ロック界で最も称賛されるギタリストの一人、エド・オブライエン(レディオヘッド)の新作が完成。本名では初の作品となるセカンド・ソロ・アルバム『ブルー・モルフォ』、リリース。プロデュース:ポール・エプワース(ポール・マッカートニー、アデル)
●エド・オブライエンは本名では初のリリースとなるセカンド・ソロ・アルバム『Blue Morpho』を2026年5月22日、Transgressiveよりリリースする。
オブライエンは、ケンタッキー州の詩人でファーマーでもあるWendell Berryの言葉「闇を知るには、闇へ行け(To know the dark, go dark)」を好んで引用している。その哲学は、『Blue Morpho』にとっての羅針盤であり、触媒ともなった。ポール・エプワース(Paul Epworth)がプロデュースを手掛けたこの極めて個人的なアルバムは、彼の人生において最も困難な時期の一つから生まれたものだ。ロック界で最も称賛されるギタリストの一人であり続ける一方で、『Blue Morpho』においてオブライエンは新たなスタートを切り、ついに自身のアプローチを見出し始めている。
催眠的なサイケデリック・フォーク、輝かしいギター、魅惑的なトリップホップ、そして光り輝く静寂といった瞬間を織り交ぜた本作は、既成の枠組みを超越しようとするアーティストの姿を映し出し、オブライエンが聴くこと、働くこと、生きることの新たな道を探求する地図のようにも感じられる。彼は闇へと足を踏み入れ、生まれ変わった姿で現れる。そのことは、自然の癒しの力にインスパイアされた、息をのむほど美しく高揚感あふれるファースト・シングル「Blue Morpho」にも如実に表れている。
2020年4月、自身のイニシャル(EOB)を冠したソロ・デビュー作『Earth』をリリースした後、オブライエンは、レディオヘッドとのスケジュールを両立させながら、これらの曲を録音するのに10年近くも待ってしまったことを、ほぼ即座に後悔した。その間に作品の持つ衝動の一部は失われてしまい、世界が破滅的な事態に直面する中、彼がこの作品を支えられることには限界があった。その年の後半、オブライエンは人生で最も深刻な鬱状態に陥った。妻に「感情の炎の中に身を置くよう」に勧められた彼は、Wim Hofの呼吸法や寒冷療法の教えに没頭する日課を始め、その後、ロンドンの小さなスタジオに引きこもり、脳が摩耗し始めるまで何時間もギターを弾き続けた。そこには指針も先入観もなかった。オブライエンはただ、ついに表面化してしまった50年にわたる感情的なトラウマや混乱を乗り越えるために、自らの楽器を奏でていた。何年も前、オブライエンが曲作りを始めた頃、トム・ヨークは彼に、この仕事の秘訣は「優れた司書」になることだと教えてくれた。つまり、アイデアが浮かんだ時にそれを分類し、後で再び取り出せるようにしておくということだ。オブライエンは、自身の過去、ウェールズの田園地帯における自然との精神的なつながり、そして癒しの可能性への信念を、今まさに演奏を通じて辿りながら、作り出しているものをレコーディングし続けた。その後4年間で、それらの瞬間は『Blue Morpho』へと進化し、過去の後悔から完全に解き放たれた彼の初のアルバムとなった。
●一連の偶然の出会いが、着実に『Blue Morpho』の誕生へとつながっていった。子供たちの学校を通じて偶然知り合ったプロデューサーのエプワースは、重要な協力者となり、ウェールズでエンジニアのライリー・マッキンタイア(Riley MacIntyre)と共に集中的なレコーディング・セッションを行ない、そこでアルバムの基礎が形作られていった。サクソフォニスト/コンポーザーのシャバカ(Shabaka Hutchings)は、グラストンベリー・フェスティバルでの周波数や自然共鳴に関するディスカッションを経て、フルートによる演奏を提供した。またエストニアでは、オブライエンがコンポーザーのトヌ・コルヴィッツ(Tõnu Kõrvits)と、クラシックの作曲家、アルヴォ・ペルト(Arvo Pärt)への敬愛をきっかけに意気投合。その後、コルヴィッツがタリン室内管弦楽団による弦楽アレンジを手掛けた。アルバムは、ウェールズにあるオブライエンのスタジオと、ロンドンのThe Church Studiosで完成した。後者は200年の歴史を持つ元聖堂であり、その雰囲気は本作が持つスピリチュアルな底流を映し出している。曲順の構成には、U2、PJハーヴェイ、ナイン・インチ・ネイルズとの仕事で知られるフラッド(Flood)が協力し、ミキシングはベン・バプティ(Ben Baptie)が担当した。先頃SXSWで初公開されたアルバムの関連短編映画『Blue Morpho: The Three Act Play』は、アルバムと同時にリリースされる予定だ。
2026.5.22 ON SALE[世界同時発売]
■アーティスト:Ed O’Brien(エド・オブライエン)
■タイトル:Blue Morpho(ブルー・モルフォ)
■品番:TRANS955CDJ[CD/国内流通仕様]TRANS955XXJ[LP/国内流通仕様]
■定価:未定[CD]未定[LP]
■その他:世界同時発売、解説付[CD]世界同時発売、解説付、限定カラー盤[LP]
■発売元:ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
エド・オブライエン
『Blue Morpho』
Amazon Music(MAY 22 2026)
2. Blue Morpho
3. Sweet Spot
4. Teachers
5. Solfeggio
6. Thin Places
7. Obrigado
■More info:BIG NOTHING
Radiohead
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