「現代のツェッペリン」？　グレタ・ヴァン・フリートが新曲のオーディオ・ビデオを公開

年内にデビュー・アルバムが発売予定のグレタ・ヴァン・フリートが、ニュー・シングル「When the Curtain Falls」をリリースしました。

平均年齢20歳のグレタ・ヴァン・フリートは、2012年に結成されたミシガン州出身の4人組バンド。ジョシュ・キスカ(vo)、サム・キスカ(b)、ジェイク・キスカ(g)の3兄弟と、ダニー・ワグナー(ｄ)が現在のラインナップ。

2017年4月にデビューEP『Black Smoke Rising』を発表し、同年発表したデビュー・シングル「Highway Tune」は、2017年9月にビルボードのメインストリーム・ロックとアクティヴ・ロックのチャートで4週間連続トップに輝きました。バンドのヘヴィなロック・サウンドは、レッド・ツェッペリンの影響を受け、特にリード・ヴォーカリストのジョシュ・キスカは、ロバート・プラントの歌声と比較されています。

今回発表された新曲も、再び初期のレッド・ツェッペリンと比較されていて、バンドはロバート・プラントからもお墨付きをもらっていますが、2007年のツェッペリン再結成公演で故ジョン・ボーナムの代わりを務めた息子のジェイソン・ボーナムは次のように語っています。

「ジョシュ・キスカのヴォーカルが高音で、腰に手を当てる歌い方がプラントに似ているからと言って、ツェッペリンに似ていると囃し立てるのは、彼らを駄目にするようで心配だよ。彼らには成功してほしいし、ツェッペリンと比べることなく、ありのままの彼らを応援してほしいね。比べてばかりいると、結局は彼らに大きなダメージを与えることになるし、彼らを傷つけることもある。僕がそう言えるのは、僕自身がそれを経験したからさ。親父がジョン・ボーナムだからね。同じドラマーとして親父と比較されるのは、本当に辛いよ」

現在続行中のグレタ・ヴァン・フリートの全米ツアーは10月11日まで行われ、その後10月26日から11月15日までヨーロッパとUKツアーが続きます。