キーボード奏者のヴィク・エマーソンが69歳で死去

マンダラバンド、サッド・カフェ、10㏄でキーボード奏者として活動し、1979年に大ヒットしたサッド・カフェの「Every Day Hurts」を共同作曲したヴィク・エマーソンが、11月8日に膵臓ガンのために69歳で死去しました。

当時UKチャートの3位になったサッド・カフェの「Every Day Hurts」は、エマーソンが大半を作曲し、シンガーの故ポール・ヤング（UKのブルーアイド・ソウル歌手とは同名異人）が歌詞とヴァース（verse）のメロディを担当。

80年代初期には、10㏄のツアーにも参加し、1981年のアルバム『Ten Out of 10』と1983年の『Windows in the Jungle』で演奏。

サッド・カフェには1984年まで在籍していましたが、1985年からパリに活動拠点を移し、亡くなるまでの33年間パリに住んでいました。

ポール・ヤングが2000年に53歳の若さで急死した後、ヤングが生前取り掛かっていたソロ・アルバム『Chronicles』が2011年にリリースされ、エマーソンはこのアルバムにも貢献していました。

ご冥福をお祈りします。