カンサスが一夜限りのニューヨーク公演を発表

1973年に結成された米プログレッシヴ・ロック・バンドのカンサスが、12月14日にニューヨークのビーコン・シアターで一夜限りのコンサートを行うと発表しました。

この公演では、オープニングでファンに人気のあるカタログ曲をアコースティックで披露した後、1976年のアルバム『Leftoverture(永遠の序曲)』と1977年のアルバム『Point Of Know Return(暗黒への曳航)」を2作続けてフル演奏するそうで、数時間にわたる長いステージになるといいます。

カンサスは、2016年の秋にアルバム『Leftoverture』のフル演奏を初めて披露したところ、予定していた10数回の公演が80公演以上に増え、2017年に行った『Point Of Know Return』の発売40周年記念ツアーでは、こちらのアルバルもフル演奏していますが、この2作を一夜で披露するのは初めての試みとなるそうです。

この2枚のアルバムには、大ヒット曲「Carry On Wayward Son(伝承)」や、日本でも大ヒットした「Dust in the Wind(すべては風の中に)」や「The Wall(壁)」、ファンに人気のある「Point of Know Return(帰らざる航海)」、「Portrait (He Knew)(神秘の肖像)」などが収録され、バンドの将来を確実にした2作の合計売上枚数は、1,200万枚を超えています。

カンサスは今年の夏にツアーを行いますが、6月から2016年の『The Prelude Implicit(暗黙の序曲)』に続くニュー・アルバムのレコーディングを開始し、来年のリリースを目指しているといいます。

現在のラインナップは、オリジナル・メンバーのフィル・イハート(ds)、リチャード・ウィリアムス(g)、ビリー・グリアー(b/vo)、デヴィッド・ラグスデール(vln/g)と、『The Prelude Implicit」のレコーディングから参加している2014年加入のロニー・プラット(vo/key)と2016年加入のザック・リヴィ(g)、そして2018年加入のトム・ブリスリン(key)の総勢7名です。

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